「密」との遭遇を防ぐ! 外出先の「人の混雑」を表示する「混雑レーダー」が復活したワケ

くるまのニュース / 2020年5月3日 17時10分

コロナ禍においては不要不急の外出自粛が求められますが、やむを得ない外出をする際は「3密」を避けることが重要です。そして自家用車で移動する際、道路の渋滞情報はカーナビでわかるものの、目的地の人の集まり具合を予想することは難しいといわれています。しかし「人の混雑状況」を手軽に知る方法があるというのですが、どんな方法なのでしょうか。

■画期的な「混雑レーダー」 クルマで出かけた先の混雑状況を把握する目安に

 高速道路や幹線道路の渋滞情報は、カーナビや地図アプリなどでリアルタイムに知ることができます。しかし人の集まり具合、「密」の状態がどれくらいなのかについては、どうやって予想すればよいのか難しい問題です。

 そんな「人の混雑情報」を手軽に知る方法があるというのですが、いったいどういった方法なのでしょうか。

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、せっかく3密を避けて感染リスクが低い自家用車で移動したとしても、クルマを降りた場所に人が密集していたら意味がありません。

 クルマの渋滞情報のように、混雑状況が予測できれば良いのですが…(クルマから降りないドライブがベストですが、健康な生活を維持するための買い物やトイレの利用など、やむを得ずクルマから降りる場合を想定しています)。

 いまは極力、「密」を避けなくてはいけない状況ですが、人の混雑状況が地図上で分かりやすく表示されるサービスが2020年4月10日から再開されています。

「Yahoo! MAP」アプリ(iOS版、Android版)及びWeb版「Yahoo! 地図」において、地図上でエリアやターミナル駅周辺の混雑度を確認できる機能「混雑レーダー」がそのサービスです。色によって人の混雑状況が一目瞭然です。

 2020年5月1日の午後2時時点の混雑レーダーを確認すると、ほぼ全域にわたって「少ない」状況で、赤色以上のエリアは見当たりません。

 試しに休園中の東京ディズニーランド周辺を見てみると、当然ですが混雑度がもっとも少ないことを示す濃い青色すら表示されていません。無色とはつまり、人が限りなくゼロに近い状態であることを示しています。

「混雑レーダー」は過去にも同様の情報を提供していましたが、2020年1月末にいったんサービスを終了していました。その後、4月10日にサービス再開となったのですが、復活に至った経緯をYahoo! 混雑レーダーの広報担当者に聞きました。

――混雑レーダー復活はどのような経緯からでしょうか。

 2020年1月末でサービスを停止したものの、その後、新型コロナウイルス感染拡大という非常に大きな社会課題が発生したなかで、SNSなどで復活のご要望をたくさんいただいていたため、今回の再開に至りました。新型コロナ感染拡大防止のため、やむを得ない外出の際に混雑回避の参考としてください。

――Yahoo! 混雑レーダーが他社の情報提供と違うところを教えてください。

「Yahoo! MAP」アプリの混雑レーダーの特徴として、2時間前から26時間前までの混雑度を色で段階的に表現するヒートマップとして確認できるというポイントがあります(Web版「Yahoo! 地図」は2時間前時点の混雑状況のみ確認可能)。政府が「3密」を避けるよう要請するなか、やむを得ない事情で外出しなければならないユーザーの不安を解消する一助となることを目指します。

■復活した「混雑レーダー」はどんなポイントが進化した?

 復活にあたり、混雑レーダーには何らかの変更が加えられているのでしょうか。

道路の混雑具合と同じようにスマートフォンで混み具合の目安を見ることができる道路の混雑具合と同じようにスマートフォンで混み具合の目安を見ることができる

――4月10日に復活した混雑レーダーは1月末に終了した同サービスと何が変わっていますか。

 1月まで提供していたものとの差分としましては、前回は「3時間前から現在までの混雑状況を確認できる」仕様でしたが、今回は「2時間前から26時間前までの混雑状況を確認でき、さらに精度も向上」させた仕様となっています。以前より大幅に位置情報データ数が増え、また表示の仕組みを改良したことで、精度が高い混雑状況が表示できるようになりました。

※ ※ ※

 人がどれくらい集まっているのか、混雑状況をスマホで確認できる「混雑レーダー」は、リアルタイムの混雑状況は確認できませんが、過去の状況(2時間前から26時間前まで)を確認できるので、やむを得ず外出する際に混雑を回避するための参考として活用できそうです。

 これらの情報は「Yahoo! JAPAN」アプリと、「Yahoo! MAP」(Android版)アプリの利用状況を地図上に表現しています(混雑レーダーを通して個人や端末が特定される情報をYahoo! JAPANが収集することはありません)。

 ヤフーが提供する混雑レーダーはPC版「Yahoo! 地図」、スマートフォンブラウザ版「Yahoo! 地図」、そして「Yahoo! MAP」(iOS版、Android版)で使用が可能です。

 地図画面の右上に表示される「地図選択」ボタンをタップすると(スマートフォンブラウザ版「Yahoo! 地図」ではメニューから選択)、地図の種類が「地図・航空写真・鉄道路線・交通状況」の4種類、その下に「安心・便利な地図情報」として、雨雲レーダー・混雑レーダー・防犯マップが表示されます。

 ここで混雑レーダーを選択すると、以下のような地図が表示されて、「2時間~26時間前」の混雑状況もわかる仕組みとなっています。なおPC版、スマートフォンブラウザ版は2時間前時点の混雑状況のみ確認可能です。

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