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メルセデス最小の人気SUV「GLA」が2代目にフルモデルチェンジ 欧州で発売開始

くるまのニュース / 2020年5月8日 8時10分

メルセデス・ベンツは、2代目となる新型「GLA」を発表、欧州で発売を開始する。

■初代GLAと比較すると10cm以上全高が高くなった2代目GLA

 メルセデス・ベンツは2020年4月28日、2代目となる新型「GLA」を欧州で発売すると発表した。
 
 GLAは2013年のフランクフルトモーターショーでデビュー。日本でも2014年5月に発売が開始されている。コンパクトモデルの「Aクラス」をベースにしたモデルで、4MATIC(4WD)のほかFFもある。

 新型GLAのボディサイズは全長4410×全幅1834mm×全高1611mm、ホイールベースは2729mm。これは従来モデルと比較すると全長は14mm短くなり、全幅は30mm広く、全高は104mm高くなっている。ホイールベースも30mm延長されている。

 フロント・リアともにオーバーハングを短くした力強いスタイリングが特徴。ボンネットのパワードームや最大20インチサイズのホイール、フロントとリアに設置されたアンダーガードなどでSUVらしい安心感のあるエクステリアになっている。サイドウインドウはクーペのようなデザインで、力強いCd値(前面空気抵抗係数)は0.28と優れている。

 車高が高くなったことでフロントシートのヘッドクリアランスが22mm広がった。全長が短くなったがホイールベースが拡大されているため、後席の足元スペースも116mm広くなり、居住性が向上している。また荷室容量は435リッターで、先代比で14リッター増えている。

 フロントシート高は先代モデルよりも高くなっている。「Aクラス」よりも140mm、「Bクラス」よりも50mm高く、SUVらしいドライビングポジションとなっている。

 発売当初のパワートレーンは、ガソリンエンジン2種類とディーゼルエンジン2種類。エントリーモデルの「GLA200」は前輪駆動(FF)のみとなるが、「GLA250」「GLA200d」「GLA220d」はFFと4マティックが用意されている。

 GLA200は163ps・250Nmを発生する1.3リッター直4ターボエンジンを搭載、7速DCTと組み合わされる。GLA250は225ps・350Nmの2リッター直4ターボで8速DCTとの組み合わせだ。

 2種類あるディーゼルモデルは、スペックは異なるが同じ排気量の2リッター直4ディーゼルターボを搭載。GLA200dは150ps・320Nm、GLA220dは190ps・400Nmとなる。組み合わされるトランスミッションは両方とも8速DCTだ。
 
 2020年の年末には、第3世代ハイブリッドドライブを搭載したEQパワーモデル「EQA」も登場予定だ。

 ダイムラーAGとメルセデス・ベンツAGの取締役会メンバーで、メルセデス・ベンツ乗用車のマーケティング&セールス担当を務めるブリッタ・シーガー氏は「新型GLAの発売は、メルセデスのコンパクトカーファミリーのリニューアルが完全に完了したことを意味します。SUVに対する要望に応えるために、GLBに続いてこの新型GLAを発表しました。GLBはコンパクトカーファミリーの中でもっとも機能的でもっとも広く、新型GLAはそのスポーティな兄弟として、ライフスタイル志向のSUVとして位置づけられています」とコメントした。

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