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全長5m&400馬力超え!? ド迫力なインフィニティ「QX80」の巨大グリルがアツい!

くるまのニュース / 2020年6月12日 14時10分

日産の高級ブランドとして知られる「インフィニティ」ですが、日本市場では展開していないためにほとんど見かける機会はありません。今回は、そのなかでもフラッグシップSUVとして販売される「QX80」を紹介します。

■迫力満点なド迫力SUV現る!

 日産が海外で展開する高級ブランド「インフィニティ」には、日本で正式に発売されていないモデルが多く存在します。なかでも、ラインナップ内でもっともサイズが大きく迫力があるのがフラッグシップSUVの「QX80」です。どのような特徴があるモデルなのでしょうか。

 インフィニティのフラッグシップSUVとなるQX80は、3列シート(7人乗り/8人乗り)を備える大型SUVなり、ボディサイズは全長約5339mm×全幅約2030mm×全高約1925mm(ルーフレール含む)で、現行モデルは日産の海外専用SUV「パトロール/アルマダ」をベースとしたインフィニティのモデルです。

 外観デザインは、フロント中央部に大口径のメッシュフロントグリルを採用することで、迫力のあるフェイスデザインに仕立てているほか、下側部分の横長いグリルによってロー&ワイドな重厚感を表現しています。

 リア部分においても、中央部に水平なメッキ加飾を施すとともに各部分も水平基調なため、安定感のある後ろ姿となっています。

 内装では、レザー素材を用いたブラック×ホワイト、ブラウン、ホワイト、ブラウンといった4種類から選ぶことが可能で、それぞれ独特の高級感を演出。また、インパネ中央部分に8インチディスプレイが備わっているほか、その下側となる部分には、グレードや仕様によってオーディオ/エアコンのボタンまたはもうひとつの7インチディスプレイ(Apple CarPlayおよびAndroid Auto含む)を設定可能です。

 さらに、さまざまな安全装備も搭載されており、2020年モデルでは、リアドアアラート、車線逸脱警報システム、ブラインドスポット警告などが追加されています。

 QX80に搭載されるパワートレインは、最高出力400馬力を誇る5.6リッターV型8気筒ガソリンエンジンと7速オートマチックトランスミッションを組み合わせました。4WD仕様では、電子制御による走行モードとしてオート/4H/4Lが選択可能です。

 また、QX80のリミテッドモデルでは、専用装備として22インチアルミホイールやマットシルバーのオープンポアアッシュウッドトリム、サテンクロームエレメントなどが採用されるなど、さらなる高級感を演出しています。

※ ※ ※
 
 日本市場では、トヨタ「ランドクルーザー」をベースとするレクサス「LX」のような立ち位置のQX80ですが、日本での正式な発売は予定されていません。

 しかし、平行輸入などで日本でも購入は可能となっており、新車未登録車として2020年モデルが約900万円で中古車市場に出ているようです。

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