ポルシェ「カイエンGTS」が、V8に戻ってラインナップ!
くるまのニュース / 2020年6月13日 11時50分
ポルシェジャパンは、新型「カイエンGTS」と新型「カイエンGTSクーペ」の予約受付を2020年6月12日(金)より開始した。
■カイエンターボ用に開発したV8エンジンをGTSにも搭載!
ポルシェのGTSモデルでは、その性格上、パワートレインがとくに重要な役割を果たしている。先代「カイエンGTS」には3.6リッターV6ツインターボエンジンが搭載されていたが、新型では再びV8エンジンが採用されることになった。
最高出力460ps、最大トルク620Nmを発生する4リッターツインターボエンジンは、あらゆる面でパフォーマンスが大幅に向上している。
スポーツクロノパッケージを装備した新型カイエンGTSは、0-100km/h加速4.5秒、最高速度270km/hをマークする。
ローダウンされたパフォーマンス志向のシャシ、独自のデザインおよび強化された装備が、新しいGTSのパッケージを高い完成度に仕立て上げている。
●V8エンジンおよび新型スポーツエグゾーストシステム
新型カイエンGTSは、フラッグシップモデルである「カイエンターボ」のために開発された4リッターV8ツインターボエンジンを搭載しており、先代モデルと比較すると最高出力が20ps、最大トルクが20Nm向上している。
スポーツクロノパッケージを装備した場合、先代モデルに比べ、0-100km/h加速のタイムが0.6秒短縮されるほか、最高速度も8km/hアップ。
また、最適化されたオートマチックトランスミッションの8速ティプトロニックS、アダプティブシリンダーコントロール、センターインジェクション方式のガソリンダイレクトインジェクション、およびインテリジェント設計のサーマルマネージメントシステムなどにより、省燃費などの効率も考慮されている。
カイエンGTSのNEDC複合サイクルの燃費は、8.8−8.9km/L。カイエンGTSクーペもすべての点において同じレベルのパフォーマンスを誇る。
標準装備されるエグゾーストシステムはテールパイプを車体リアの左右に配し、個性豊かでスポーティなサウンドを奏でる。高周波チューニングされたスポーツエグゾーストシステムは、新たに開発されたものだ。
中央に配置される2本のオバールテールパイプは、カイエンGTSクーペのみに装備。将来的にはカイエンターボクーペにも展開される予定で、それぞれオプションのライトウェイトスポーツパッケージとの組み合わせでの提供となる。
■SUVでも、スポーツカー並みの動力性能を秘めたカイエンGTS
カイエンGTSのシャシは、横方向のダイナミクスをきわめて優れたレベルに仕上げられるよう、理想的な状態にセッティングされている。
標準仕様のスチールスプリングサスペンションは車高を20mm低くするとともに、非常にスポーティなダンパーコントロールを実現するアクティブ制御のポルシェアクティブサスペンションマネージメント(PASM)が搭載されている。
ポルシェ・カイエンGTS(右)とポルシェ・カイエンGTSクーペ(左)
このほか、ポルシェトルクベクトリングプラス(PTV Plus)も標準装備。標準仕様の21インチのRSスパイダーデザインホイール、鋳鉄製大径ブレーキ(フロント390x38mm、リア358x28mm)、さらにはレッドでカラーリングされたブレーキキャリパーにより、この新型カイエンGTSモデルはSUVセグメントに属しながらも真のスポーツカーに匹敵する俊敏性と瞬発力をもっていることが伺える。
さらに制動性能を高めたい場合は、タングステンカーバイドのコーティングが施してあるポルシェサーフィスコーテッドブレーキ(PSCB)に加え、ポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)などのオプションも用意されている。
このほかにも、車高を10mmローダウンする3チャンバーエアサスペンション、リアアクスルステアリング、さらにはアクティブ制御のロール抑制システムであるポルシェダイナミックシャシーコントロールシステム(PDCC)などがオプションとして用意されている。
●GTSの個性を演出する各種のアクセントを標準装備
標準装備のスポーツデザインパッケージは、ブラックでカラーリングされた数々のアクセントによって唯一無二の外観を演出している。
新型カイエンGTSは、サテングロスブラックの21インチRSスパイダーデザインホイールを標準装備とするほか、ポルシェダイナミックライトシステム(PDLS)を搭載したLEDヘッドライトおよびLEDテールライトバーに対し、ダークカラーのティンテッド加工が施してある。
さらに、フロントのエアインテーク、サイドウインドウトリム、スポーツエグゾーストシステムのテールパイプ、リアのモデル名とポルシェロゴは、全てがブラックで統一されている。
インテリアでは、ルーフライニング、シートのセンターパネル、センターコンソールアームレスト、ドアに採用されているアルカンターラや、ダークブラッシュド仕上げのアルミニウムといった高品質な素材が採用されているため、カイエンGTSモデルのスポーティかつエレガントな個性が、インテリアにも貫かれていることがわかる。
標準装備される8-wayスポーツシートは、ダイナミックなコーナリングをする際、高さのあるサイドボルスターがドライバーの体を最適にサポート。このシートは新型GTSモデルのために専用設計されたものである。
その他のカイエンと同様に、日本仕様のカイエンGTSはアダプティブクルーズコントロール、レーンチェンジアシスト、サラウンドビュー付パークアシスト、コンフォートアクセスなどなど日本以外のマーケットではオプションとなる多くの装備が標準で搭載されている。
●ポルシェ新型カイエンGTS車両価格
カイエンGTS(右ハンドル):1682万円(消費税込)
カイエンGTSクーペ(右ハンドル):1752万円(消費税込)
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