トヨタ新型「ヤリスクロス」が絶好調! 人気グレード&オプションはどんなもの?
くるまのニュース / 2020年9月5日 14時10分
2020年8月31日に発売されたトヨタ新型「ヤリスクロス」。ユーザーからの反響や人気のオプションやグレードはどうなっているのでしょうか。
■トヨタの新型「ヤリスクロス」の売れ行きは?
トヨタ新型「ヤリスクロス」は、約1か月の先行予約を経て2020年8月31日に発売されました。
注目度の高いコンパクトSUVですが、ユーザーからの反響や人気のオプションやグレードはどうなっているのでしょうか。
新型ヤリスクロスは、ヤリスシリーズの「軽快な走り」「先進の安全・安心技術」「低燃費」を受け継ぎながらも、居住性や荷室空間といったSUVらしいユーティリティ性能を重視して開発された都市型コンパクトSUVです。
ヤリスと同様に、トヨタのTNGAプラットフォームを採用しており、SUVならではの力強さ、存在感を表現したムダなくバランスのよい洗練されたプロポーションを実現しています。
ボディサイズは、全長4180mm×全幅1765mm×全高1590mm、ホイールベース2560mm、最低地上高170mmです。
エンジンは、1.5リッター直列3気筒ガソリンエンジン、または1.5リッター直列3気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムが搭載されており、それぞれに2WDと4WDが用意されています。
また、ハイブリッド車では、2WDでWLTCモード30.8km/LというSUVの常識を超えたクラス世界トップレベルの低燃費を実現。
安全装備面でも、X“Bパッケージ”を除く全車に最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が標準装備されました。
グレードや価格(消費税込、以下同様)は、ガソリン車の2WDでは、X“Bパッケージ”の179万8000円からZの221万1000円で、4WDはX“Bパッケージ”の202万9000円からZの244万1000円です。
ハイブリッド車の2WDは、Xの228万4000円からZの258万4000円で、E-FourではXが251万5000円からZグレードの281万5000円となっています。
そんなヤリスクロスですが、発売後のユーザーの反応や売れ行きはどうなっているのでしょうか。販売状況について、トヨタの販売店スタッフは次のように話します。
「ヤリス同様に最新の装備や技術が採用されていて、かつ近年人気のSUVということもあり、注目している人は多いです。ヤリスとの違いを比較して検討する人は多くいらっしゃいます。
発売からまだそれほど日数が経っていませんが、発売前からすでに予約されていた人も多く、発売後もたくさんの注文や問い合わせを頂いており、納期は現時点で11月末頃になっています。
これから発表会や販売店での展示が増えて情報が広まれば、注文はさらに増えると予想されるので、納期ももっと伸びるのではないでしょうか」
※ ※ ※
ヤリス自体が2020年2月に発売されたばかりなので注目されているモデルですが、そのヤリスをベースとしていることもあって、両車の違いに注目するユーザーは多いようです。
新型ヤリスクロスは、先行予約期間中に約1万2000台を受注。当初の月販目標4100台の3倍となり、9月上旬時点での納車時期は3か月待ちだといいます。
■新型ヤリスクロスの人気のグレードやオプションは?
先行予約の段階から好調な売れ行きとなっている新型ヤリスクロスですが、購入するユーザーは、どのようなグレードやオプションを選択しているのでしょうか。
人気グレードやオプションについて、前出とは別のトヨタの販売店スタッフは次のように話します。
「既に注文頂いているデータでは、最上位のZグレードが人気です。その理由としては、LEDヘッドランプや18インチのアルミホイールが標準装備になっている点が大きいと考えられます。
また、LEDヘッドランプやアルミホイールは付ける人が多いオプションで、XやGグレードに個別で追加する人もいらっしゃいます。
どちらにせよオプション追加分の価格はあがってしまうので、ほかのオプションも合わせて色々追加してみた結果、複数のオプションを付ける場合には、それらがすでに標準装備されているZグレードを選ぶ傾向にあります。
また、新型ヤリスクロスにはゴールド系の『ブラスゴールドタリック』といった目立つ色も設定されるほか、2トーンカラーも選択可能です。
『ホワイトパールクリスタルシャイン(有償色)』や『ブラックマイカ』といった定番カラーが人気なのは間違いないですが、それ以外では『ダークブルーマイカメタリック』も人気が高いく、2トーンカラーを選ばれるお客さまもいらっしゃいます」
新型ヤリスクロスに設定されるゴールド系の『ブラスゴールドタリック』
新型ヤリスクロスではトヨタSUVで初となる装備として、ステアリング・アクセル・ブレーキ操作をクルマが制御して駐車操作をアシストする「アドバンストパーク」がオプション採用されていますが、ユーザーからの注目度はどれほどなのでしょうか。
「まだ予約の段階なのでなんともいえませんが、アドバンストパークの装着率は半数よりやや少ない程度という印象です」(トヨタ販売店スタッフ)
※ ※ ※
話題の新型ヤリスクロスですが、100万円台から設定されていることもあり、幅広いユーザーの関心を集めているようです。
激化するコンパクトSUV市場をけん引する存在になるともいわれますが、2021年初旬にはライバルとなるホンダ「ヴェゼル」のフルモデルチェンジも噂されているため、同市場の今後からも目が離せません。
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