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VW新型「ゴルフヴァリアント」世界初公開! 「ゴルフ オールトラック」も同時登場

くるまのニュース / 2020年9月10日 8時10分

独フォルクスワーゲンは2020年9月9日、新世代の8代目「ゴルフ」をベースにしたワゴンモデル、新型「ゴルフヴァリアント」を世界初公開した。同時に「ゴルフ オールトラック」も登場、同年9月10日からドイツでプリセールが開始される。

■全長・ホイールベースとも先代より66mm長くなった

 独フォルクスワーゲンは2020年9月9日、新世代の8代目「ゴルフ」をベースにしたワゴンモデル、新型「ゴルフヴァリアント」を世界初公開した。同年9月10日からドイツでプリセールが開始される。

 ゴルフヴァリアントは1993年の登場以来、約300万台が販売された人気のモデル。ゴルフIVの時代から今日まで、合計5世代のモデルが販売されている。生産はドイツのウォルフスブルグ工場でおこなわれている。

 先代の7世代目ゴルフヴァリアントに比べ、エクステリアデザインはよりダイナミックになった。後部に向かって平坦になるルーフセクションと、クーペタイプの傾斜したリアガラスを備えている。

 新型ゴルフヴァリアントの全長は4633mm、ホイールベースは2686mmと、先代と比較してそれぞれ66mm増加。これにより、プロポーションは視覚的により長く、そしてよりフラットに見せる。ヘッドライトとテールライトのクラスターにはLEDテクノロジーが採用されている。

 全長とホイールベースの増加は、室内にもメリットをもたらしている。室内長は、先代比48mm増加して1798mmになった。これにより、足元スペースも48mm増加するため、とくにリアシートの居住性が向上している。

 またラゲッジルームはVDA方式で611リッターと、先代よりも6リッター増加。さらに後席を倒した最大積載容量は1642リッターと、22リッター増えているのも特徴になる。

 VWは、ゴルフヴァリアントの装備マトリクスを再構成している。基本的な「ゴルフ」バージョンの上に、「ライフ」「スタイル」「R−Line」という装備ラインを用意している。

新型「ゴルフヴァリアント」新型「ゴルフヴァリアント」

 また同時に、ヴァリアントとSUVのクロスオーバー「ゴルフ オールトラック」の第2世代も世界初公開された。新型ゴルフ オールトラックは4モーション(4WD)を標準装備し、最低地上高を高め、さらにバンパーなどをオリジナルのオフローダータイプに変更。4モーションのおかげで、トレーラー牽引の最大重量2000kgを達成している。

 VW乗用車部門の販売責任者、ユルゲン・スタックマン氏は「コンパクトで広々としたモデルとして、ゴルフヴァリアントは1993年のデビュー以来、すでに300万人以上の顧客を魅了しています。最新世代は、セグメントでもっとも先進的なコックピットを備え、デジタル化に向けて大きな一歩を踏み出しました。さらに、効率的なドライブ、最大の安全性、そして大幅に広いスペースを備え、完璧なファミリーカーです。

 そして、よりスポーティなもの探している人は、新しいゴルフオールトラックを気に入るはずです。ゴルフヴァリアントとSUVのクロスオーバーとして、4モーションのおかげで、舗装された道路から離れた場所でも、スペース、革新性、そして楽しみの完璧な組み合わせを提供します」とコメントする。

※ ※ ※

 日本での発売時期については未定だが、ハッチバックの新型ゴルフVIIIの上陸が2021年初頭になると予想されることから、早ければ2021年後半には登場する可能性がある。

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