「スマートEQ」をエロ悪仕様に! ブラバス「アルティメットE」発表

くるまのニュース / 2020年9月25日 17時40分

「スマート」、そしてEVカーといえば、ルックスも性格も優しいイメージだが、ブラバスが手掛けるとそんなイメージも過激なエロ悪仕様に激変。小さくても舐められない「アルティメットE」が登場した。

■前後オーバーフェンダーが、ブラバスの証

 ブラバスのエクスクルーシブ・エレクトリック・シティ・スポーツカー、「アルティメットE」がマイナーチェンジされ、さらに魅力的なモデルへと進化を遂げた。

 本来ならば、この新型アルティメットEは、2020年のジュネーブ・ショーでワールドプレミアされる予定だったモデルだが、新型コロナウイルス感染防止の影響によるショーの中止によって、デビューが遅れることになった。ちなみにブラバスによれば、ジュネーブ・ショーに出品を計画していた時点と、今回のモデルとではスペック等に一切の変更点はないという。

 ブラバス自身は「ポケット・ロケット」のニックネームで呼ぶ、マイナーチェンジ版のアルティメットEは、確かに魅力的なスペックを持つモデルだ。

 まずそれだけでもカスタマーを喜びそうなのは、さらにダイナミックな造形に変化したエクステリアのディテールであろう。同社の上級モデルに設定される「ワイドスター」のように、前後にオーバーフェンダーを装着し、フロントマスクもエアインテークの大きさを拡大するなど、そのパフォーマンスがベースとなるスマート「フォー・ツー・カブリオ」のそれを大きく上回ることを予感させるルックスだ。

 前後に装着されるホイールはもちろんブラバス製で、「モノブロックY」の18インチ径を選択。複雑な9本のY字型スポークでデザインされたこのサイズのモノブロックYは、新型アルティメットEのために専用にデザインされたものだ。重量も7J×18サイズのフロントで6.7kg、8J×18サイズのリアで7.1kgと、このサイズにしては最軽量級の部類に入る。

 ホイールに組み合わせられるタイヤは、フロントが205/35R18、リアが235/30R18サイズ。そのタイヤがオーバーフェンダーに収まる姿は、実に美しい。

■ボディキットだけでも欲しい「アルティメットE」の特徴とは

 アルティメットEのディテールを詳しく見ていこう。

 前後のサスペンションはスポーティとコンフォータブルのセッティングを切り替えることが可能である。さらにリアビューに目を移すと、エグゾーストシステムのないシンプルで高効率が期待できるディフューザーが目に入る。

フロントフラップやサイドパネルをボディ同色にすると、ガラリと印象が変化するフロントフラップやサイドパネルをボディ同色にすると、ガラリと印象が変化する

 インテリアのフィニッシュも、さすがはブラバスの作だけのことはある。豪華なレザー素材を用いて、カスタマーのリクエストどおりに製作されるキャビンは、スマートのものとは信じられないほどに高級な空間に仕上がっている。アルミニウム製のペダル類やマットなどのアクセサリーも、人気を集めそうなプロダクトだ。

 パワーユニットは、さらに92psにまで最高出力を高めたエレクトリック・モーターだ。最大トルクも180Nmに向上し、このデータは、897ccのガソリン直列3気筒ターボエンジンを搭載する、同社の「フォーツー・エクスクルーシブ」と比較しても、最高出力で12ps、最大トルクでは10Nm強力な数字になる。

 4種類のドライビングモードを選択できる「ドライビング・ファン・スイッチ」を採用しているのも、このアルティメットEの特徴だ。

 レベル1とレベル2は、電力の消費を抑え、同時に回生を重視したモード。レベル3とレベル4は、いわゆるスポーツ・モード、スポーツプラス・モードに相当し、この両モードではアクセルレスポンスもより俊敏なものになるという。

 ブラバスから発表されたパフォーマンスは、0−100km/h加速が10.9秒、最高速は130km/h(リミッター作動)となる。航続可能距離は最大で125kmにもなるので、シティ・コミューターとしての機能性は十分に確保されている。

 複合燃費で13.9−15.8kWh/100km。CO2エミッションは0g/km。そしてエフィシエンシィ・クラスはA+。当然のことながら、ブラバス・アルティメットEの環境性能は、世界最高の水準にある。日本でもぜひ、その実力を試してみたいものだ。

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