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オラオラ顔でアルヴェル超えか!? 新型「エルグランド」&新型「オデッセイ」 外観の反響は

くるまのニュース / 2020年9月26日 11時10分

日産は、2020年秋に「エルグランド」をマイナーチェンジすると発表しました。また、ホンダも同じく2020年秋に「オデッセイ」のマイナーチェンジをおこなうことも明らかにされています。外観にも手が加えられますが、どのような反響となっているのでしょうか。

■「エルグランド」と「オデッセイ」 デザイン刷新を受けたユーザーからの評判は?

 日産は、2020年秋に「エルグランド」をマイナーチェンジすると9月10日に発表しました。また、ホンダも同じく2020年秋に「オデッセイ」のマイナーチェンジをおこなうと9月1日に発表しています。

 どちらの車種もフロントフェイスに大きな変更が加えられ、迫力を増したデザインとなっていますが、ユーザーからはどのような反響があるのでしょうか。

 現行型エルグランドは、2010年に発売されたモデルです。高級ミニバンとして、市場ではトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」や、オデッセイなどと競合するといわれています。

 日産は、エルグランドのマイナーチェンジの実施を明らかにすると同時に、特設サイトで、外観デザインを公開。

 従来のエルグランドが水平基調のフロントグリルであったのに対し、新型エルグランドはより緻密で立体的に見えるデザインを採用しています。

 公開された外観デザインは「ハイウェイスター」と「ハイウェイスターアーバンクロム」の2種類です。

 メッキパーツが多用され、眩しいきらめきが高級感を演出するハイウェイスターと、クロームメッキパーツで精悍な雰囲気をまとい、力強い走りを予感させるハイウェイスターアーバンクロムで、それぞれ差別化されています。

 なお、新型エルグランドは外観以外も進化しており、内装はインパネとシートを一新したほか、10インチに拡大したナビゲーション(ディーラーオプション)の取り付けに対応。

 安全面では、全方位360度に張り巡らされた先進安全装備を設定し、さらなる安心感を付与します。

 進化した新型エルグランドのデザインについて、販売の現場ではどのように受け止められているのでしょうか。日産の販売店スタッフは次のように話します。

「今回のマイナーチェンジにより、新型エルグランドのフロントグリルは大きく変化しました。弊社のミドルサイズミニバン『セレナ』もマイナーチェンジでフロントグリルが変わり、いわゆる“オラオラ顔”と感じる人もいるようなデザインになっています。

 セレナのマイナーチェンジの反響を見ると、人によって意見は分かれるという面はあるものの、“オラオラ顔”に対する一定の人気はあるのだと思います」

※ ※ ※

 現行型オデッセイは、2013年に発売されました。オデッセイの歴代モデルでは、初めてスライドドアが採用されました。

 今回の発表にあわせて公開されたティザーでは、最上級グレードとなる「ハイブリッド アブソルート EX」のデザインを公開。

 従来のオデッセイと比べ、フロント上部の水平形状のメッキがヘッドライトまで伸びていることや、水平メッキのフロントグリルが横に広がりつつ、上側に移動していることが特徴となります。

 さらに、フロントバンパーの形状も左右の端から端を繋ぐメッキ加飾が施されたことで、上質さが演出されています。

 外観以外では、内装のメーターが1眼メーターから大径2眼メーターに変更しているほか、大画面10インチナビをディーラーオプションで設定。

 機能面においては、パワースライドドアにあるセンサーが光っているときにジェスチャー操作をおこなうと、車両に触れずにドアの開閉ができる「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」を国内のホンダ車で初採用しました。

 また、「予約ロック」では、あらかじめ施錠操作をすることでパワースライドドアなどを閉めた後、自動で施錠する機能がホンダとして初めて搭載されます。

 マイナーチェンジを受ける新型オデッセイのデザインについて、ホンダの販売店スタッフは次のように話します。

「新型オデッセイについては、横方向に入るフロントグリルが特徴的だと感じております。現行モデルのオーナーからは、新型オデッセイのグリルについて『このフロントグリルは……』という声も聞かれ、賛否両論といったところです。

 ただ、他社の高級ミニバンと比べると新型オデッセイはまだ落ち着いている方なのかな、という印象はあります」

■コンパクトミニバン「ルーミー」もデザインを変更

 いわゆる“オラオラ顔”が幅を利かせる高級ミニバン市場ですが、ほかのカテゴリの車種でもそうした流れは存在します。

 2020年9月15日にマイナーチェンジを受けたトヨタ「ルーミー」は、OEM元モデルのダイハツ「トール」やスバル「ジャスティ」とあわせて、内外装を変更。

 とくにカスタムモデルの外装は、よりメッキ感が強調されたフロントフェイスとなったほか、ヘッドライトの下部までフロントグリルが張り出すデザインへ変更されています。

 なお、衝突回避支援ブレーキ機能、衝突警報機能の検知対象に、同じ方向を走っているバイク・自転車などの二輪車と、夜間の歩行者を追加することをはじめ、安全装備や快適装備の強化もおこなわれました。

新型「ルーミー」のカスタムモデル(マイナーチェンジモデル)新型「ルーミー」のカスタムモデル(マイナーチェンジモデル)

 そんななか、新型ルーミーは外観デザインを新しくしたものの、幅広いユーザーに受け入れられるようにしていると、トヨタの販売店スタッフは話します。

「ルーミーはマイナーチェンジにあたり、カスタムモデルはより迫力ある顔つきとしたものの、標準モデルは従来の『タンク』(※マイナーチェンジで消滅)に近い顔つきとしています。

 こちらはカスタムモデルより落ち着いたフロントフェイスなので、さまざまな嗜好のユーザーに支持されるモデルになるかと思います」

※ ※ ※

 ユーザーごとに異なるデザインの好みは非常に繊細で、刷新されたデザインが支持されるかどうかは発売されるまで未知数です。

 新たな顔つきとなった新型エルグランド、新型オデッセイ、そして新型ルーミーの売れ行きが注目されます。

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