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実は凄いラインナップ!? スズキSUVは人気の「ジムニー」だけじゃない? どんなSUVが存在するのか

くるまのニュース / 2020年10月13日 10時10分

スズキは、世界各国でさまざまなSUVを販売しています。なかには、日本市場にはないミドルサイズSUVも存在するのですが、いったいどんなSUVが存在するのでしょうか。

■スズキが販売する海外専売SUVとは

 スズキは日本のみならず世界各国でクルマの製造・販売をおこなっていますが、近年人気の高まるSUVのラインナップを見ると、日本では販売していない海外専売車もあります。いったいどんなSUVが存在するのでしょうか。

 スズキが世界市場で展開するSUVのなかで、世界でも評価の高いクロカン四駆としては、「ジムニー」シリーズが挙げられます。

 初代ジムニーは1970年に発売されたモデルで、現行型は4代目となる、長い歴史を持つモデルです。

 軽自動車規格内である全長3395mm×全幅1475mm×全高1725mmのボディは、本格的なラダーフレーム構造が採用されています。

 組み合わされる4速AT/5速MTは、副変速機付きのタイプが採用され、激しい悪路走行を想定しているとわかる設計です。

 軽自動車規格の仕様のほかに、海外仕様のジムニーとしても販売される、登録車タイプの「ジムニーシエラ」もラインアップ。ボディサイズは全長3550mm×全幅1645mm×全高1730mmに拡大され、1.5リッターガソリンエンジンを搭載しています。

 また、ジムニーシエラに近いボディサイズのコンパクトSUVとして、インドで販売される「エスプレッソ」などが存在します。

 ボディサイズは全長3565mm×全幅1520mm×全高1549mmで、1リッターガソリンエンジンを搭載。トランスミッションは5速MTとAGSを用意します。

 また、コンパクトSUVとして「クロスビー」や「ビターラブレッツァ」(海外専売車)も存在します。

 一方、スズキのなかで比較的大きいSUVとして、「SX4 S-CROSS」(海外名:S-CROSS)や「エスクード」(海外名:ヴィターラ)などが存在。

 また、新興国向けには「エルティガ」や「XL6」、「XL7」のような3列モデルが用意されています。高めの車高や、ブラックのフェンダーモールによって、SUVらしいテイストを持つモデルに仕立てられています。

※ ※ ※

 直近の新型車として、スズキは2020年7月にトヨタのミドルサイズSUV「RAV4 PHV」のOEM車「アクロス」を欧州市場に投入すると発表。オランダ市場では2020年9月10日に発売されました。

 スズキの車種ラインナップ内では唯一となるプラグインハイブリッド車で、オランダ市場では6万5000ユーロ(約806万円)で販売されます。

 ジムニーのような歴史のあるモデルを長年ラインナップし続ける一方、それぞれの市場ごとに必要とされる車種を柔軟に提供できているといえるでしょう。

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