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絶対王者「N-BOX」に強敵出現!? 絶好調ヤリスが約1万台差まで肉薄! 今年度王者は誰の手に

くるまのニュース / 2020年10月12日 11時10分

最近の登録車を含む新車販売台数では、ホンダの軽自動車「N-BOX」が独走状態となっていました。しかし、2020年度上半期(4月から9月)にN-BOXに約1万台差と迫ったのがトヨタ「ヤリス」です。これまでの大差を覆し、新車販売の歴史を塗りかえるのでしょうか。

■王者「N-BOX」に挑戦者「ヤリス」が約1万台に肉薄!

 ホンダは、2020年10月6日に軽自動車「N-BOX」が2020年度上半期(4月から9月)における販売台数が9万612台となり、登録車を含む新車販売台数において1位を獲得したことを発表。
 
 近年の新車市場ではN-BOXが圧倒的な強さを見せて独走していましたが、2020年度上半期では、N-BOXに忍び寄るモデルが現れました。

 N-BOXはホンダが誇る軽自動車で、初代モデルが2011年に登場し、2017年9月に2代目となる現在モデルを発売。

 2019年度(2019年4月から2020年3月)における販売台数は24万7707台を記録し、2020年6月には累計販売台数180万台達成。現在では、標準モデルのN-BOXとカスタムモデルのN-BOXカスタムをラインナップしています。

 また、登録車を含む新車販売台数において3年連続、軽四輪車新車販売台数においては5年連続の首位を獲得するなど、昨今の新車市場はN-BOXの独壇場となりました。

 そんななか、今回発表された2020年度上半期において、N-BOXは前年同期比33.4%減ながら9万612台を販売して4年連続の首位を維持しています。

 コロナ禍のなかで販売台数の落ち込みは避けられないなかでも、首位を維持した要因について、ホンダは次のようにコメントしています。

「軽乗用車最大級の室内空間や存在感のあるデザインに加え、全タイプに標準装備とした先進の安全運転支援システム『Honda SENSING(ホンダ センシング)』や、優れた走行性能・燃費性能などで多くのお客さまよりご好評をいただいています」

※ ※ ※

 その一方で、今回N-BOXに約1万台差と迫る販売台数を記録したのが、同時期に7万9400台を記録したトヨタ「ヤリス」で、次点にスズキ「スペーシア」の6万2399台となっています。

 登録車がN-BOXに肉薄するのは久しぶりのことです。

 例えば2019年度上半期(4月から9月)では、N-BOXが13万6047台で首位。

 次点以降は2位にダイハツ「タント」の8万8233台、3位に日産「デイズ」の8万1932台、4位にスペーシアの7万9843台と続き、5位に2019年の登録車年間王者だったトヨタ「プリウス」の6万6628台という結果でした。

 このように、去年好調だったプリウスでも軽自動車勢の壁が高かったことから、今回のヤリスは多くのユーザーから支持されたということになります。

 N-BOXに肉薄する販売台数の背景には、2020年2月にフルモデルチェンジしたヤリスに加え、8月末発売の新型SUV「ヤリスクロス」、9月発売のスポーツモデル「GRヤリス」がヤリスとして集計されるからですが、それでもここまで差を縮められたことは大きな快挙です。

 2020年度が折り返しとなった現在、ヤリスシリーズはどのモデルも発売開始からそれほど時間が経っていません。

 これに対して、N-BOXは2020年末にマイナーチェンジを実施するという噂がありますが、これらの要素が2020年度下半期の販売にどのような影響を及ぼすのか注目です。

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