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超高級パトカーなぜ配備!? レクサス「LC」は1740万円! 栃木県警にレアパトカーが多いワケ

くるまのニュース / 2020年10月20日 14時10分

栃木県警は、警察車両として採用したレクサス「LC」を2020年9月18日に一般公開しました。栃木県警は過去にも名スポーツカーをパトカーとして採用している実績がありますが、今回はなぜLCだったのでしょうか。

■県民からの寄贈!? レクサス「LC」の購入価格は1740万円!?

 2020年9月18日、栃木県警は警察車両として採用したレクサス「LC」を一般公開しました。
 
 過去にも日産「GT-R(R35型)」やホンダ初代「NSX」などのスポーツカーをパトカーとして採用している実績がありますが、今回はなぜLCだったのでしょうか。

 栃木県警察は、レクサスのラグジュアリークーペであるLCを警察車両として採用しました。

 この車両は、過去にGT-Rを同県警に贈った栃木県在住の会社役員・中村和男氏から新たに寄贈されたもので、その車両価格は1740万円とのことです。

 今回、採用されたのは、ガソリン車の「LC500」で、パトカーのスペックは公開されていませんが、市販モデルは最高出力477馬力/7100rpm、最大トルク540Nm/4800rpmを発生する、5リッターV型8気筒エンジンを搭載。トランスミッションは10速ATを採用し、駆動方式は2WD(FR)となっています。

 過去にも栃木県警は、前述のGT-RやNSX、日産「フェアレディZ」といったスポーツカーをパトカーとして採用していることで知られています。

 では、なぜ今回レクサスLCを採用することになったのでしょうか。

 栃木県警察の広報担当者は、以下のように話します。

「2019年7月に、中村和男さんから『交通事故の防止に役立てて欲しい』と寄贈の申し込みがあり、2020年2月頃から導入を検討していました。なぜLCだったのかは、中村さんのご意向だったというわけです。

 また、今後の目玉パトカーの導入についてですが、基本的にこれまでの車両は、メーカーや中村さんからなど、すべて寄付で受けているものです。県警としては導入するかについては、未定です」

 栃木県警では、県内のサーキット「ツインリンクもてぎ」で開催されるモータースポーツイベント「SUPER GT」にて、これらの車両を公開しています。

※ ※ ※

 栃木県警以外にも、珍しいスポーツカーを採用している県警はいくつか存在します。

 警視庁や神奈川県警では、「スカイラインGT-R(R34型)」を採用。また、マツダ車では、3代目「RX-7」が高速隊パトカーとして全国7都道府県に導入されており、現在でも新潟県警、群馬県警、埼玉県警において、イベント用の車両が残っています。ほかにも、「CX-5」が広島県警で、「RX-8」が警視庁で採用された実績があります。

 さらに、埼玉県警ではスバル「インプレッサWRX STi」を2003年に導入しているほか、「WRX S4」を覆面パトカーとして、「インプレッサWRX」や1.5リッターエンジン搭載の「インプレッサ」をパトカーだけでなく覆面パトカーとして導入しています。

 国産車以外でも、栃木県警ではフォード「マスタング」、新潟県警ではポルシェ「911」など、輸入車も採用された事例があります。

 これらの一部はミニカーとして販売されていたこともあり、その人気の高さがうかがえます。

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