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観音開きドアの500が登場! フィアット新型「500 3+1」世界初公開

くるまのニュース / 2020年10月26日 18時40分

伊フィアットは2020年10月22日、フィアット「500 ラ・プリマ」のコンバーチブル/ハッチバックに次ぐ第3のバージョン、「500 3+1 ラ・プリマ」を世界初公開した。

■ボディサイズやデザインはハッチバックモデルと変わらない

 伊フィアットは2020年10月22日、「500 3+1 ラ・プリマ」を世界初公開した。

 トリノのリンゴットにあるアートギャラリー「ピナコテカアグネリ」で、フィアット・ブランドの社長であるオリヴィエ・フランソワ氏が500のラインナップ全体を発表。新しい500 3+1が世界初公開された。これはすでに登場している500コンバーチブルとハッチバックに次ぐ、3番目の新しいボディとなる。

 設計者は、コンバーチブルやハッチバックバージョンと同じ寸法で、助手席側に小さな3番目のドアを備えたモデルの開発に取り組んできた。その結果、ボディサイズやスタイリングにはまったく変更がなく、室内空間も同様の広さを実現している。

 1957年に登場したオリジナルの初代500のように、後席ドアは後ろヒンジで開くドアを採用、伝統を引き継いでいるともいえる。センターピラーレスとなるため、後席へのアクセスは向上。その結果、大きな荷物の積み下ろしは楽になり、子どもを後部座席に乗せることもより素早く簡単になっている。

 また安全のため、3番目の「小さなドア」はフロントドアが開いた状態でのみ開けることができる。

 500 3+1の車両重量は、ハッチバックに対してわずか30kg増にとどまるため、ハンドリングや燃費に影響を与えることはないという。
 
 まずは「ラ・プリマ オープニングエディション」が2021年に発売される予定で、ボディカラーはローズゴールド、グレイシャーブルー、オニキスブラックの3色を用意。

 フルLEDヘッドライトやツートンカラーの17インチホイールなどを装備。インテリアではエコレザーのシートやダッシュボード、ツートンカラーのステアリングホイールなどを装備する。

 先進運転支援システム(ADAS)も充実。インテリジェントアダプティブ・クルーズ・コントロールやレーンセンタリング、歩行者・自転車に対応した緊急自動ブレーキ、交通標識認識などを標準装備する。

フィアット「500 3+1 ラ・プリマ」。ボディサイズやデザインはハッチバックと変わらないフィアット「500 3+1 ラ・プリマ」。ボディサイズやデザインはハッチバックと変わらない

※ ※ ※

 今回、同時に「ACTION」「PASSION」「ICON」という3つの新型500のラインナップも発表された。

 ACTIONは、70kW(約95ps)を発揮するモーターを搭載、0-100km/hは9.5秒、最高速度は135km/hに制限される。また23.8kWh容量のリチウムイオンバッテリーを搭載、WLTPモードで航続距離は180km以上というスペックを持つ。

 PASSIONは、87kW(約118ps)のモーターを搭載、0-100km/h加速は9秒、最高速度は150km/h(リミッター)となる。バッテリー容量はACTIONよりも大きくなり、WLTCモード航続距離は320kmに増加する。

 ICONは、新型500の最上級グレード。バッテリー容量やモーター出力はPASSIONと同様だが、インテリアには10.25インチのタッチスクリーンディスプレイを備えたり、ダッシュボードとステアリングホイールには、本革ではなくビーガン素材であるナチュラルウッド素材を使用したりと、最上級グレードにふさわしい内容となっている。

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