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ホンダ新型「ライフ」は6年前仕様と別モノ? まさかの復活も繋がり薄いワケとは

くるまのニュース / 2020年11月2日 14時50分

ホンダが2020年10月に中国で発表した新型「ライフ」。じつは、このクルマは同社の中国の合弁企業である東風ホンダ版「フィット」です。車名の“再利用”ともいえるこうした事例は、ホンダだけでなくさまざまなメーカーで見られます。

■ホンダ新型「ライフ」の正体とは?

 ホンダが2020年10月に中国で発表した新型「ライフ」は、同社の中国の合弁企業である東風ホンダ版「フィット」です。

 そのため、車名が6年ぶりに復活したとはいえ、2014年まで日本市場で販売されていた軽自動車のライフとは繋がりが薄いモデルといえます。

 車名の“再利用”ともいえるこうした事例は、ホンダだけでなくさまざまなメーカーで見られるものです。

 ホンダの事例としては、ローバーグループからOEM供給を受けて1993年に発売された本格4WDの初代「クロスロード」が、2007年にクロスオーバー3列SUVの2代目クロスロードとして復活。

 トヨタの事例では、1973年に初代が登場し、その後1996年発売の5代目まで歴史を重ねていた「スターレット」が、スズキからOEM供給を受けアフリカ市場で豊田通商が2020年から販売するトヨタ車として、名前が復活しました。

 また、日産は1995年と1998年に発表したコンセプトカーの名前として「キックス」を採用し(1995年時の綴りは「XIX」、1998年時の綴りは「KYXX」)、その後2008年に三菱からOEM供給を受けた軽4WDをキックスと名付けます(綴りは「KIX」)。

 そして2016年にブラジルを皮切りに発売され、2020年に日本市場へ投入されたコンパクトSUVに再びキックスを用いる(綴りは「KICKS」)など、同じ日産キックスでもさまざまなモデルがあることがわかります。

 また、バイクも手掛けるホンダやスズキの事例では、ホンダが「ジェイド」というモデル名をバイクとクルマでそれぞれ使っていたほか、スズキもバイクで用いていた「ハスラー」というモデル名を、現在は軽SUVで用いています。

 それではここでクイズです。

 ホンダが一度発売したコンパクトSUVで、一度終売したものの、現在は新たなコンパクトSUV「ヴェゼル」の海外名として使用されている名称は、次のうちどれでしょうか。

【1】CR-V

【2】HR-V

【3】キャパ

【4】ロゴ

※ ※ ※

 正解は、【2】の「HR-V」です。

 1998年に登場した初代HR-Vは、コンパクトカーの「ロゴ」のシャシをベースに、3ドアボディと大径タイヤが与えられたコンパクトSUVでした。

 1999年に5ドアボディも追加されたものの、2006年に販売が終了しています。

 一方2代目HR-Vは、日本では2013年に発売されたコンパクトSUVであるヴェゼルの海外名として、北米市場や欧州市場などで現在も存続しています。

 同じコンパクトSUVということで、車名が復活したモデルのなかでは比較的繋がりが深いモデルといえるのかもしれません。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

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