「これは便利!」 わくわくするゲートを採用! ホンダ「ステップワゴン」の魅力とは
くるまのニュース / 2020年12月5日 18時10分
ファミリー層に最適なホンダ「ステップワゴン」。実際のユーザーはどのような部分に魅力を感じているのでしょうか。
■わくわくするホンダのミニバン「ステップワゴン」
1996年に初代モデルが発売されて以来、ホンダを代表するミニバンとして人気がる「ステップワゴン」ですが、実際のオーナーは、どのような部分を魅力と感じているのでしょうか。
ホンダを代表するミニバン「ステップワゴン」
ステップワゴンは、5ナンバーサイズを基準とした扱いやすいボディに、ホンダ独自の低床/低重心のプラットフォームを採用したミドルサイズミニバンです。
実用的な箱型のデザインや内装機能の充実が人気を呼び、1996年に販売された初代はベストセラーとなり、ホンダの人気モデルのひとつとなりました。5代目となった現在も安定した販売台数を記録しています。
日本自動車販売協会連合会が発表した普通車販売台数ランキングによると、2020年1月から6月までの販売台数は1万7271台を記録。
ボディサイズは、全長4760mm×全幅1695mm×全高1840mm。室内寸法は、長さ3220mm×幅1500mm×高さ1405mmと、ミドルサイズミニバンのなかではトップクラスの広さとなっています。
さらに、リアゲートを縦にも横にも開閉できる「わくわくゲート」が採用されており、後方が狭い駐車場でもクルマを移動させることなく開閉することができます。
パワートレインは、1.5リッターのガソリン車と、2リッター+モーターのハイブリッド車(e:HEV)の2種類を設定。WLTCモード燃費は、ガソリン車が13.0km/Lから13.6km/L、ハイブリッド車が20.0km/Lです。
価格は、ガソリン車が271万4800円から332万900円、ハイブリッド車が342万7600円から361万4200円です。
■ステップワゴンのオーナーはどこを気に入ってどこがダメなの?
では、実際にステップワゴンに乗っているオーナーは、どのような評価をしているのでしょうか。
外観デザインは「3、4年前のクルマのようで真新しさがない」「なんか不細工」と、厳しい意見が多く、日産「セレナ」やトヨタ「ヴォクシー」と比べると、ステップワゴンのフロントマスクは全体的に落ち着いた印象を与えるため、派手さを好むオーナーからは不評のようです。
一方で、「尖ったデザインではない分ジワジワと愛着が湧いてくる」「今の顔も慣れると味があります」との意見もあります。
また、ステップワゴンの大きな特徴でもある「わくわくゲート」に関しては、「後方のゲートは、ほぼ横にしか開いていません」「あんなに便利なアイテムは日本車史において久々のブレイクスルーだと思います」と、高評価の意見が目立ちました。
内装に関しては、エントリーモデル「G Honda SENSING」に関して「模造の木目柄とか安っぽすぎる」と、内装の質感に不満を持つオーナーも多いようです。
反対にスポーティ仕様の「スパーダ Cool Spirit」グレードでは、「シートの質感も良いですし、拭き掃除もしやすい」「シートヒーターも即効で熱いぐらいに温まります」と、上級グレードらしい質感の高さを感じられるといえるでしょう。
それ以外のグレードでも、「3列目床下収納の恩恵と、低床設計による室内空間の広さは強み」「収納が多く、カップホルダーが多いのは助かります」など、機能性に関して満足しているという声が目立ちます。
ファミリー層に人気なホンダ「ステップワゴン」
走行性能に関しては、「1.5リッターという比較的小さいエンジンながら、よく走る」「坂道も1500から2000回転くらいでどんどん登っていく」と、ターボを搭載するエンジンパワーに関しても高評価が目立ちます。
ほかにも、ハイブリッド車では「発進時にしっかり加速ができ、大排気量車に乗っているような安心感がある」との意見もありました。
「山道も安定して走行してくれる」と、足回りがしっかりしているとの意見もありますが「足回りは固くて振動はけっこう伝わってくる」「時々ゴツゴツとしたショックが気になる」との意見もあるようです。
※ ※ ※
ステップワゴンは値段が高いとの意見もありましたが、使い勝手の良いインテリアや運転のしやすさなど、全体的な仕上がりがまとまっているモデルでもあるため、実際に所有しているオーナーは満足していることが多いといえるでしょう。
そのため、豪華さを重視した高級ミニバンよりも、気軽に家族を乗せて旅行やアウトドアに出かけられるミドルサイズのミニバンを探しているのであれば、ステップワゴンは最適なモデルかもしれません。
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