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地上最強の6輪「グラディエーター」爆誕! 1400万円超えのモンスターマシンの正体とは

くるまのニュース / 2020年12月25日 10時10分

どんな未知な道でも走破可能!? 地上最強ジープ「グラディエーター」爆誕! 何がスゴいのでしょうか。

■ライトなSUVにはもう飽きた?

 トヨタ「ハリアー」や「ヤリスクロス」、日産「キックス」など、これまでに引き続き、2020年もSUVが話題となった1年でした。
 
 しかし、現在人気となっているSUVのほとんどは、乗用車をベースにしたクロスオーバーSUVと呼ばれるもので、本格的な悪路走破性能は持っていません。
 
 そんななかで、どんな悪路でも走破可能な最強モデルといえるジープ「グラディエーター」が発見されました。

 いわゆる「クロカン」と呼ばれる本格的な悪路走破性能をもったモデルは、ラダーフレームという強固な骨格を持っています。

 代表格としては、トヨタ「ランドクルーザー」やメルセデス・ベンツ「Gクラス」、そしてジープ「ラングラー」などが挙げられます。

 いずれも、日本でも根強い人気のあるモデルですが、ラングラーには日本未導入の派生車として「グラディエーター」というモデルが存在。

 2019年に登場したグラディエーターは、ベースモデルとなるラングラーの4ドアロングボディグレード「アンリミテッド」をベースに、さらにホイールベースを延長して荷台を設けたピックアップトラックです。

 ジープがピックアップトラックをラインナップするのは、実に27年ぶりとなります。

 搭載されるのは、3リッターV型6気筒ガソリンエンジンと3リットルV型6気筒ディーゼルターボエンジンで、6速MTを標準装備。ちなみに、オプションで8速ATを選択することが可能です。

 ボディサイズは、全長5539mm×全幅1875mm×全高1882mm、ベースモデルのラングラーよりもさらにビッグサイズとなっています。

 もちろん、ピックアップトラック化しても、ラングラー譲りの悪路走破性能は失われていません。

 北米市場では、ピックアップトラックがひとつのカテゴリーとして確立されており、米系メーカー、日系メーカーがしのぎを削っています。

 満を持して投入されたグラディエーターは、そんなピックアップ市場の本命となることが期待されています。

■「6輪!」のヤバすぎるカスタムカーを発見!

 そんなグラディエーターですが、愛好家たちの手によってさっそくカスタムされているようです。

 南フロリダ(South Florida)にある、SoFlo Jeepには、グラディエーターを6輪仕様にした驚きのカスタムモデルが存在します。

 6輪仕様のオフローダーといえば、かつてメルセデス・ベンツから「G63 AMG 6×6」が販売されていましたが、今回紹介する「SF 6×6 G」も、それに負けず劣らずのド迫力モデルとなっています。

 SF 6×6 G最大の特徴は、いうまでもなく6輪駆動であることです。

 しかし、それ以外にも、5インチのリフトアップキットや38インチのパタゴニアタイヤ、そして、「プレデターフード」への装着など、至るところまでカスタムが施されています。

 さらに、心臓部にはシボレー「コルベット」に搭載されている6.2リットルV型8気筒エンジンへと換装されています。

 その結果、ベースモデルが285馬力であるのに対して、SF 6×6 Gは430馬力を発生するモンスターマシンとなっています。

シボレー「コルベット」の6.2リットルV型8気筒エンジンを搭載(Copyright c JamesEdition.com)シボレー「コルベット」の6.2リットルV型8気筒エンジンを搭載(Copyright c JamesEdition.com)

 また、ボディ全体には1/16インチ(約1.59mm)におよぶ極厚のハードコーティングがなされています。

 コーティングには3層構造のエポキシとケプラーファイバーが含まれており、これによりオーナーは細かな傷を気にすることなく、また汚れがついても水洗いするだけでじゅうぶんとなっています。

 そのほか、インテリアには耐候性・耐水性レザーが採用されており、室内ごと洗車することが可能です。

 グラディエーターは、屋根とドアを外すことができるので、これはうれしい仕様といえるでしょう。

 そんなSF 6×6 Gには、14万ドル(約1450万円)のプライスタグが付けられています。

 ベースモデルのグラディエーターの3倍以上の価格となっていますが、その完成度の高さと装備の充実さを見ると、決して割高とはいえないかもしれません。

 しかし、ドアがないことやオープンホイールであることなどから、SF 6×6 Gを並行輸入したとしても日本の公道を走ることはできません。

 ただ、仮に法規対応したとしても、これでどこを走ればいいのかは迷うところです。

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