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セダン生き残りのカギは女性の指名!? 女性の声がアツいセダン3選

くるまのニュース / 2020年12月28日 16時10分

セダンが徐々に数を減らしている昨今ですが、女性のなかにはセダンを好む人もいます。クルマの基本形であるセダンの、クルマらしいフォルムやセダン特有の上品なデザインが好まれているようです。

■女性が思わず振り向くセダンが生き残る?

「クルマといえばセダン」だった時代もあったセダンですが、その人気はもはや過去のものとなりつつあります。

 セダンがなくなる日がくるのではと危惧する声も聞かれますが、一方でセダンに乗りたいという女性の声も聞かれます。クルマの基本形であるセダンの、クルマらしさやセダン特有の上品なデザインが好まれているようです。

 そこで女性が指名する、女性の声がアツかったセダンを3台紹介します。

●ホンダ「アコード」

 2020年2月に、ホンダ新型「アコード」がスポーティさと端正な美しさの両方を併せ持つデザインで登場しました。

 1976年に登場して以来、長い歴史を持つアコードは、“オジサンセダン”と呼ぶ声もあるほどに中高年層に親しまれてきました。

 それ故に、今の若年層には響きづらい存在となっていたのですが、今回のフルモデルチェンジで女性から徐々に注目されています。

 新型アコードは、力強く端正なフロントフェイスやロングノーズになったことにより、クーペのようにしなやかで美しいスタイルにまとまりました。

 都内在住で、クルマを買い物などで日常的に使用する20代女性にアコードの印象について聞いたところ、「今回のアコードは、いかにもな高級感があるわけでもなく、ほどよいスタイリッシュなデザインが無理しすぎない感じでいい」といいます。

 華美すぎずまとまりのよいアコードは、目立ちすぎることのないスマートな印象を持つようです。

 また、長い歴史に裏打ちされた確かなブランド力と、ホンダの持つ技術力に安心感を抱くようで、アコードの歴史を知れば知るほど、信頼感が増して魅力的に見えることも理由のひとつです。

 手堅くも上品なスタイルは、密かに周りとの差を付けられるため、アコードに注目している女性も一定数いるといいます。

●マツダ「マツダ3セダン」

 マツダといえば「赤」と口を揃えるくらい、女性の間でもマツダは赤のイメージが強いです。

 そんなマツダの「マツダ3」は、以前は「アクセラ」という名前で販売されていましたが、モデルチェンジとともに海外名のマツダ3に車名変更しました。

「マツダ3セダン」は、マツダのデザインコンセプトである「魂動デザイン」をさらに洗練させ、凛とした伸びやかさを実現させた外観スタイルとなっています。

 誰もが振り向くような、思わず一目惚れしてしまうような仕上がりになっているマツダ3は、女性の目にも留まりました。

 マツダ以外の自動車メーカーで、設計の仕事に携わっている20代女性に聞いたところ、マツダ3のお披露目当時のことをこう振り返りました。

「マツダ3は、見た瞬間から目を惹きました。ツヤのある綺麗な赤の塗装がまず印象的です。見た目のデザインがよく、内装も綺麗で、大きすぎるわけでもないから取り回しがしやすそうと、どこをとってもいいと思いました」

 普段からさまざまなクルマを見ているからこそ、余計にマツダ3のデザインにはハッとさせられるものがあったそうです。

 この女性の他にも多くの女性が、マツダ3の目を惹く赤いボディと洗練された美しいデザインを一目見て、マツダ3が選択肢に入ったといいます。

 赤いボディカラーは女性にも好まれやすく、更に上品な佇まいのマツダ3に、女性の目はどうしたって惹かれてしまうようです。

 マツダ3をアツく支持する声は、家族のクルマではなく、自分ひとりが持つクルマとして惹かれている女性に多かったです。

 セダンの高級感や上質さに惹かれる女性にとって、マツダ3は上品な見た目と手頃な価格を両立しています。また、自分が乗るクルマのイメージを大切にする女性にとっても、乗っていてもいかつくならないクルマとして支持されています。

■女性ご指名は、やっぱりレクサス!?

●レクサスのセダン(IS、ESなど)

 レクサスは、トヨタが展開する高級車ブランドです。

 1989年よりアメリカでローンチされ、従来のアメリカ高級車市場とは一線を画した、機能性と高品質による高級志向の路線を実現しました。

 トヨタ由来のたしかな品質と信頼感に加え、最高レベルの高級感を付加したレクサスに女性の目は向きます。特定の車種こそ名前が上がらなかったものの、“レクサスのセダン”を好む声が集まりました。

レクサス「IS」レクサス「IS」

 以前、プライベートでレクサスの助手席に乗った経験のある女子大学生はこうコメントします。

「静かで乗り心地がよくて、いつまでも乗っていられるほどの快適さが好き。レクサスを乗ってから、(男性が)レクサスに乗ってると聞いただけで惚れてしまうくらい、レクサスはいいです」

 クルマに馴染みのない女性にはそれだけ、レクサスの乗り心地と静粛性の高さに目をみはるものがあったようです。

 また、前出の日常的にクルマを使う20代の女性も、レクサスならではのエレガントなデザインに惹かれるといいます。

「新車では手が出せないけれど、中古なら自分でも買えそう」と、日々中古車検索サービスでレクサス車の情報を見て、購入を検討している女性もいるくらいです。

 そういった女性はレクサスのブランドイメージから憧れを抱いている傾向もあり、「車種はなんでもいいけれど、とにかくレクサスのセダンに乗りたい」という声があります。

 2020年11月にフルモデルチェンジ並みに変貌を遂げた「IS」は、そのカッコよさが話題となり注目されました。

 レクサスを象徴するフロントのスピンドルグリルも新意匠を採用し、ボディ全体のデザインを刷新。より洗練されたエクステリアになりました。

 走りにおいても、その見た目に見合ったスポーティなハンドリングを実現しており、セダンたる強みを活かしたモデルとなっています。

 レクサスの新車ともなるとなかなか手が出しづらいですが、先代モデルであれば中古で比較的手に入りやすく、自分で乗るクルマとして選択肢の候補に上がるようです。

 レクサスのセダンは自分が乗るクルマとして考える女性にとっても、助手席がメインになる女性にとっても、魅力的で憧れるクルマのようです。

※ ※ ※

 セダンは近年数を少なくしつつありますが、クルマの基本形ともいわれた長い歴史とそのブランドに品質としての信頼感と魅力を感じている女性は多いです。

 また、他のクルマの形にはないセダンならではの流麗なデザインが、女性の目を惹いています。

 女性の憧れになるような端正で品のあるセダンならば、今後も女性に指名されるような存在になることでしょう。

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