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今年は快晴?またも大荒れ? 2021年の自動車メーカー天気予報

くるまのニュース / 2021年1月1日 12時0分

2020年は新型コロナ禍により100年に1度といわれる波乱の年でした。しかし新型コロナの影響は2021年も続きそうな状況。はたして自動車メーカー各社の天気概況はいかがなものか?

■コロナ禍で波乱の2020年、2021年メーカー各社どうなる?

 2020年は新型コロナ禍により100年に1度と言われる波乱の年だった。そんな中、今期の赤字決算が予想されるメーカーもあるものの、周辺企業を含め自動車産業は何とか持ちこたえているといってもいいんじゃなかろうか。しかし新型コロナの影響は2021年も続きそうな状況。果たして自動車メーカーの天気概況はいかがなものか?

【トヨタ:○晴れ時々曇り】

 全ての自動車メーカーが大きく販売台数を落とした夏前だったが、いち早くトヨタは回復基調に乗せている。新型車も次々投入するなど年末には昨年以上の販売台数を記録。

 2021年も魅力的な新型車をスタンバイさせている。もちろん新型コロナ禍の影響を受け、曇り空の場面だってあるだろうが、晴れ基調の天気が続くと思う。

【日産:○曇り時々晴れ】

 日本では昨年末にノートを、アメリカではローグ(エクストレイルの兄弟車)など、2020年秋から世界規模で新世代の商品をリリースし始めており、いずれも高い評価を得ている。

 全般的には曇り基調ながら、所々で晴れ間が出てきている。2021年になり回復へ向かうことだろう。ただ日産の場合、保守派も多く、なかなか曇が取れない?

【ホンダ:△曇りところにより雨】

 ホンダ全体で見ると赤字になることもなく良いとは言えない反面、悪くも無い。ただ日本やヨーロッパなど、どう評価しても悪天候のままという地域があり回復は見えてこない状況。

 とくに日本市場は長梅雨から抜け出せないでいる。2021年の6月に行われる社長交代で風が吹き、雨雲を飛ばしてくれるか?

【マツダ:×雨続く】

 2020年末に行われた役員会で「ラージ」と呼ばれる縦置き6気筒エンジン搭載車モデルに数百億円規模の予算が付けられたという。

 新型コロナ禍の前から収益状況は悪化に転じており、世界的規模で進んでいる燃費改善策も十分と言えない。そこに燃費の良くない6気筒車を出すことを決定。このままでは2021年は晴れ間が見えることはなさそう。

【スバル:○晴れ時々曇り】

 インプレッサから始まった新世代モデルの評価が高い。レヴォーグからさらに進化し、これまた好評。早ければ2021年中に新世代の電動化パワーユニットもお披露目されることだろう。

 トヨタと同じく新型コロナ禍などによる曇り空やにわか雨もあるだろうけれど、全体の流れからすれば良い。ただ燃費の良い小型車が欲しいところ?

■三菱、スズキ、ダイハツはどうなる?

【三菱自動車:×大雨から回復傾向か】

 2020年はどんな評価基準を持ってしたって大雨だった。2021年を見てもすぐには厚い雨雲から抜け出せそうに無い。

 そんな中、唯一の希望が新しい社長の舵取り。希望を見せてくれたらかなり活気づくだろう。ただし早いタイミングで手を打たないと、天候不良による洪水や凶作に見舞われる可能性も大。

三菱 新型「エクリプスクロスPHEV」三菱 新型「エクリプスクロスPHEV」

【スズキ&ダイハツ:△大型台風接近】

 2021年についていえば軽自動車が急に厳しくなるようなこともないだろう。日本の軽自動車市場、極めて安定している。

 ただカーボンフリーや電気自動車への代替を考えたら足元は極めて不安定。中国の小型格安電気自動車が上陸してくれば、想像以上の被害を出すかもしれません。

※ ※ ※ ※

 以上。2021年は今まで以上に元気なメーカーと元気を失うメーカーの差が明確になっていくと思う。

 なかでも早めの大変革を必要しているのがマツダ。少なくとも2021年は売れそうなモデルが出てこない。ホンダも国内販売についていえば低空飛行。今年登場予定の新型ヴェゼルの売れ行きがフィットのように伸び悩むといよいよ厳しいんじゃなかろうか。

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