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日本で運転しやすい「5ナンバー車」なぜ激減中? 海外のみワイドボディの事例も

くるまのニュース / 2021年1月12日 14時50分

かつて国産車では5ナンバーサイズのモデルが多くありましたが、徐々に数を減らしつつあります。人気の高いカテゴリであるSUVでは、コンパクトなモデルでも3ナンバーサイズになっていることが珍しくありません。どのような要因があるのでしょうか。

■日本仕様と海外仕様でサイズを変更している車種も

 近年発売されている新型車を見ると、「モデルチェンジにあわせてボディが大型化している」といわれることが少なくありません。それにあわせて、いわゆる「5ナンバーサイズ」のクルマが相対的に数を減らしています。

 日本の道路環境でも運転しやすい5ナンバーサイズのクルマですが、減少した理由としては日本車のグローバル化が進んだことが影響しているといわれています。

 とくに世界的に人気が高くなりつつあるSUVにおいては、コンパクトサイズのモデルであっても5ナンバーサイズを超えていることが多く、トヨタ「ヤリスクロス」は全幅1765mm、ホンダ「ヴェゼル」は全幅1770mm、日産「キックス」は全幅1760mmというボディサイズです。

 一方、国内市場で販売されるコンパクトカーは5ナンバーサイズに収まっているモデルも多いですが、トヨタ「ヤリス」のように日本仕様(全幅1695mm)と欧州仕様(全幅1745mm)でサイズを変更している事例もあります。

 そして、セダンにおいても5ナンバーサイズのモデルは姿を消しつつあり、2021年3月末にトヨタ「プレミオ/アリオン」が生産終了すると、トヨタ「カローラアクシオ」が国産唯一の5ナンバーセダンとなります。

 なお、国内と比べて海外での需要があまり高くないミニバンは、5ナンバーサイズのモデルが国内でまだ多くラインナップされる状況ですが、日本車全体でみると5ナンバーサイズのクルマは今後も減少傾向となることが予想されます。

 それではここでクイズです。

 5ナンバーサイズの根拠となる道路運送車両法における「小型乗用車」(白の5/7ナンバー)区分に関する記述として、適切でないものは次のうちどれでしょうか。

【1】ガソリン車の総排気量は2リッター以下と定められている

【2】全長は4900mm以下と定められている

【3】全幅は1700mm以下と定められている

【4】全高は2000mm以下と定められている

※ ※ ※

 正解は【2】の「全長は4900mm以下と定められている」です。

 小型乗用車は、車輪数が4以上あること、ボディサイズは全長4700mm×全幅1700mm×全高2000mmを下回ること、エンジンの総排気量は660ccを超え2リッター以下でなければならないと規定されています。

 ちなみに、ディーゼル車の場合は総排気量の規定は適応されません。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

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