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何が変化した? 日産新型「マーチ」登場!? 精悍さ増した新モデルとは

くるまのニュース / 2021年2月2日 14時50分

日産のメキシコ法人は、2021年2月1日にマイナーチェンジした新型「マーチ」を公開しました。メキシコ仕様のマーチは、いったいどのような改良を受けたのでしょうか。

■現地生産されているメキシコ仕様の「マーチ」

 日産のメキシコ法人は、2021年2月1日にマイナーチェンジした新型「マーチ」を公開しました。メキシコ仕様の新型マーチはアグアスカリエンテス第1工場で同年1月20日に生産開始が発表されており、正式発売は同年3月を予定しています。

 日本とメキシコを含む市場で現行モデルとして販売されている4代目マーチ(K13型)は、日本と英国の拠点で生産されていた3代目(K12型)までの生産体制を改め、メキシコやタイなどへ生産を移管。

 品質を維持しつつ世界各国でリーズナブルな価格で提供できるクルマを目指して開発されました。日本仕様のマーチはタイ生産のモデルで、同国市場でも販売されています。

 ちなみに、欧州市場ではマイクラという名称で販売していましたが、2017年に4代目モデル(K13型)から独立し、K14型へ刷新されています。

 そんななか、メキシコで独自のマイナーチェンジを受けたマーチはフロントフェイスを刷新し、ヘッドライトを従来の丸みを帯びた形状からツリ目の形状へと変更。

 日産の共通フロントデザイン「Vモーショングリル」もメッキ部分が大きくなり、日産車らしさがより強調されたデザインとなっています。

 日本のマーチにはないボディ上下で色が分かれる2トーンカラーも設定され、Aピラー部分から塗り分けられた配色が個性を演出します。

 車内にはApple CarPlayとAndroid Autoに対応した6.75インチのタッチスクリーンが装備されるほか、新たに6エアバッグや乗員全員分の3点式シートベルトが装備されるなど、安全性も強化されました。

 グレードは全3グレードが設定され、トランスミッションはATとMTが選択可能です。

 メキシコ仕様の新型マーチの価格は21万9900メキシコペソから30万4900メキシコペソ(日本円換算で約113万円から約157万円)に設定されています。

※ ※ ※

 メキシコ市場における日産の歴史は古く、1961年に現地法人を設立した後、1966年に日産初の海外生産拠点であるクエルナバカ工場で「ブルーバード」の生産を開始しました。

 1992年には、現在、マーチの生産もおこなっているアグアスカリエンテスの工場でも車両生産を開始したほか、2013年にはメキシコで3番目の車両工場となるアグアスカリエンテス第2工場を稼働しています。

 それではここで、メキシコ市場での日産車に関するクイズです。

 日本市場で1990年に発売された7代目「サニー」は、メキシコではいまから4年前まで現地生産されていた、超ロングセラーモデルとして知られています。

 そんなメキシコ製サニーの車名の由来となった日本に所縁の深い動物とは、次のうちどれでしょうか。

【1】サル

【2】トキ

【3】ツル

【4】カメ

※ ※ ※

 正解は【3】の「ツル」です。

 メキシコ製サニーのツル(TSURU)は、1984年に5代目サニーをベースとして登場し、その後1987年に6代目サニーベースへモデルチェンジ。1991年に7代目サニーベースとなりました。

 そして1991年から2017年まで26年もの間、7代目サニーベースのツルは生産され続け、メキシコにおける日産のイメージ向上に貢献。

 ツルの生産終了の際、メキシコ日産の社長兼CEO メイラ・ゴンザレス氏(役職は当時のもの)は「1984年の発売以来、ツルは高品質で信頼性が高く耐久性に優れた移動手段をメキシコ人に提供してきました。

 ツルには多くのユーザーとファンが存在し、ほとんどのメキシコ人がツルに関するエピソードを持っています」とコメントしています。

 ツルは1000台限定の特別仕様車が販売された後、販売を終了しました。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

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