欧州ナンバーワンSUVが激進化! ルノー新型「キャプチャー」日本上陸
くるまのニュース / 2021年2月4日 17時40分
ルノー・ジャポンは2021年2月4日、Bセグメント・コンパクトSUV「キャプチャー」をフルモデルチェンジし発表した。同年2月25日から販売を開始する。
■世界中で大ヒットのコンパクトSUVが2代目にフルモデルチェンジ
ルノー・ジャポンは2021年2月4日、Bセグメント・コンパクトSUV「キャプチャー」をフルモデルチェンジし発表した。同年2月25日から販売を開始する。
キャプチャーは2013年の発売以来2019年まで、日本を含む90か国以上で170万台以上を販売。2020年もヨーロッパで販売されたすべてのSUVモデルのなかで販売台数1位となったベストセラーモデルだ。
今回フルモデルチェンジを果たし2代目に進化したキャプチャーは、ルノー・日産・三菱アライアンスにより新たに開発されたプラットフォーム「CMF-B」を採用。このプラットフォームは軽量・高剛性で遮音性に優れるという特徴を持つ。
ボディサイズは全長4320mm×全幅1795mm×全高1590mmと、先代に比べて全長は95mm、全幅は15mm、全高は5mmそれぞれ拡大。ホイールベースは2640mmで、先代モデル比で35mm長くなっている。このボディサイズ拡大により、室内空間の拡大と快適性の向上に大きく貢献している。
エクステリアでは、アスリートの筋肉を彷彿とさせる、躍動的でダイナミックなボディラインに、直線的なプレスラインを効果的に取り入れたフレンチデザインが特徴だ。ヘッドライトは100%LED化され、ルノーモデルを象徴するCシェイプ・デイタイムランプが装備される。またリアライトもCシェイプのライトが備わり、立体的に見える視覚的効果がデザイン上のアクセントになっている。
ボディとは別の色で塗られ、まるで浮いているような印象となるフローティングルーフも特徴だ。ノワール エトワールM(黒)のボディ色にはあるバトル(白)のルーフが、それ以外のボディ色にはノワール エトワールのルーフカラーが設定される。
室内は、先代と比べて大きく進化した。
ドライバー側に角度がつけられた7インチ マルチメディア・イージーリンクのタッチスクリーンや、操作系に囲まれたコクピットは、視認性や操作性に優れる。また宙に浮いているかのようなデザインのフライングセンターコンソールを採用。センターコンソールの位置を上げ、ギアレバーをドライバーに近い位置に配置することでドライビングポジションを最適化、変速操作がしやすくなっている。
メーターには従来のアナログタイプに代えて7インチデジタルパネルを採用した。エンジン回転数や速度をデジタルディスプレイに表示し、ルノー・マルチセンスと連動して、選択した運転モードに応じたイルミネーションカラーで表示する。
ルノー・マルチセンスとは運転モードやインテリア照明をカスタマイズできるもので、運転モードはMy Sense(カスタマイズモード)/Sport/Ecoの3種類から選べる。選択された運転モードに応じて、エンジンの出力特性やトランスミッションの変速特性、パワーステアリングのアシスト力などの設定を変更する。
パーキングブレーキは電動化され、オートホールド機能が標準で装備されている。
シートヒーター付きフロントシートは座面長が15mm長くなり、サポート性を向上。またシートバック形状を工夫することで、後席乗員の膝回りスペースがクラストップレベルの221mmとなり、先代に比べて17mmゆとりが生まれた。6:4分割可倒式の後席は前後に160mmスライドし、荷室容量はクラス最大レベルの536リッター、最大で1235リッターまで拡大する。
搭載されるエンジンは、新型「ルーテシア」にも搭載される新開発の1.3リッター直列4気筒ターボ。新型ルーテシアよりも23psアップの最高出力154ps、30Nmアップの最大トルク270Nmを発生する。組み合わされるトランスミッションは7速EDC(DCT)で、パドルシフトが標準装備される。WLTCモード燃費は17.0km/Lだ。
車両価格は、ルノー「キャプチャー インテンス」が299万円(消費税込、以下同)、「キャプチャー インテンス テックパック」が319万円となる。
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