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人気は本物? 日産新型「ノート」のウケる要因は? 「ヤミツキ」で乗り換え需要も

くるまのニュース / 2021年2月10日 10時10分

日産新型「ノート」は発売後約1か月間の受注台数が2万台を突破するなど、早くも人気車種となる兆しを見せています。支持されるポイントとはいったい何でしょうか。

■新型「ノート」人気の要因とは

 日産が2020年12月23日に発売した3代目となる新型「ノート」は、発売後約1か月間の受注台数が2万台を突破。日本自動車販売協会連合会が発表した2021年1月の販売台数も7532台を記録するなど、販売順調となっています。いったい、どんなポイントがユーザーから支持されているのでしょうか。

 新型ノートのボディサイズは全長4045mm×全幅1695mm×全高1505mm-1520mm。2代目ノートのボディサイズは全長4100mm×全幅1695mm×全高1525mmだったことから、全長が55mmも短縮されたことが大きな特徴となります。

 また、2代目ノートがガソリン仕様と「e-POWER」仕様の2本立てだったのに対し、新型ではe-POWER仕様へ一本化されました。

 e-POWERとは、エンジンで発電した電力を使ってモーター駆動で走行するシリーズ式ハイブリッドのことで、日産は2代目ノートに設定されてから、「セレナ」や「キックス」など採用車種を拡大しています。

 採用車種拡大の背景には、2016年に追加設定された2代目ノートのe-POWER仕様が好評だったことが影響しているのは間違いなく、実際に2代目ノートは2017年から2019年まで3年連続で国内コンパクトカー販売台数首位を記録しています。

 ただし、新型ノートではガソリン仕様の廃止に伴いエントリーモデルの価格が上昇し、202万9500円から(消費税込)という価格設定となりました。

 ユーザーは新型ノートのどのようなポイントを評価しているのでしょうか。日産の販売店スタッフに話を聞くと、次のようにコメントします。

「新型ノートをはじめとしたe-POWER搭載車は独特の走行感覚が魅力で、一度体験したらヤミツキという声も多くあります。また、2代目ノートから静粛性が大きく進化したのも特徴です。

 そのためe-POWERを気に入り、2代目ノートから新型ノートへ乗り換えるユーザーも一定数いらっしゃいます」

■先進的なインテリアも人気の理由?

 走行性能や静粛性のほかには、どのような特徴が評価されているのでしょうか。

「新型ノートは、特徴的なデザインのインテリアもウリのひとつとなっています。

 とくに、大型で見やすいメーター部からセンターディスプレイ部までうねりを伴いながら連続したデザインで、他社のコンパクトカーにはない先進性を強調しています。

 このデザインは、2020年7月に発表した(2021年中頃発売予定)電動SUV「アリア」と共通性を持たせたデザインです」

日産新型「ノート」の「X」グレード(2WD)。写真の車両はメーカーオプションの9インチナビゲーションなどを装着している日産新型「ノート」の「X」グレード(2WD)。写真の車両はメーカーオプションの9インチナビゲーションなどを装着している

 なお、センターディスプレイ部に備え付けられるメーカーオプションナビは9インチの大型タイプ(NissanConnectナビゲーションシステム)ですが、日産によると発売後約1か月間の受注台数のうちNissanConnectナビゲーションシステムの装着率は58%と、半数を超える人が装着していることからも、先進的なインテリアに人気が集まっていることがわかります。

 ちなみに、新型ノートは運転支援システム「プロパイロット(ナビリンク機能付)」の採用をはじめ先進装備が多数設定されることも特徴ですが、主要オプション装着率はプロパイロット(ナビリンク機能付)が41%、LEDヘッドライトが69%、インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物検知機能付)が70%と、いずれも人気装備となっている状況です。

※ ※ ※

 世界的な半導体不足を受け、新型ノートが早くも減産されると報じられていることから、日本自動車販売協会連合会のランキングで上位となるかどうかは不透明なものの、数々の先進的な装備による人気は確かだといえるでしょう。

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