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「何を重要視する?」車の安全装備はざっくり分けて2種類存在! それぞれの違いとは

くるまのニュース / 2021年2月22日 14時50分

近年発売されるクルマでは、先進的な安全装備が標準装備化されている事例が増えてきています。背景にはユーザーの声の高まりがあるというのですが、どんな装備を求める声が多いのでしょうか。

■大きく分けて2種類あるクルマの安全装備

 近年発売されるクルマでは、衝突被害軽減ブレーキをはじめとして、先進的な安全装備が標準装着される事例が増えてきました。背景には、安全装備を重要視するユーザーの声の高まりがあるといわれています。

 こうした声はクルマの価格帯に関わらず、安価な軽自動車においても同様に安全装備へのニーズが高まっている状況です。

 くるまのニュース編集部が公式SNSアカウントで実施した「軽自動車に標準装備してほしい機能は何ですか?」というアンケートにおいても、約半数のユーザーが衝突被害軽減ブレーキを標準装備化してほしいと回答したほか、踏み間違え防止装置や車線逸脱警報を希望する声も多く寄せられています。

 実際に、ホンダ「N-BOX」やスズキ「スペーシア」、ダイハツ「タント」をはじめ、売れ筋の軽自動車を含めた幅広い車種で予防安全装備を含めた運転支援システムの標準化が進んでいる状況です。

 ところで衝突被害軽減ブレーキ・踏み間違え防止装置・車線逸脱警報といった、前述したクルマの安全装備は「アクティブセーフティ(予防安全)」に分類されます。

 クルマの安全装備には、能動的に作動して事故を未然に防ぐアクティブセーフティと、事故が発生したときに被害を最小限にする「パッシブセーフティ(衝突安全)」のふたつが存在。

 アクティブセーフティ分野で一般化したものの例としては、急ブレーキ時の車輪のロックを防止する「ABS」が挙げられるほか、パッシブセーフティ分野ではシートベルトやエアバッグなどが普及しています。

 近年、クルマの広告ではアクティブセーフティ分野の予防安全装備がアピールされる事例が目立ちますが、パッシブセーフティ分野の安全装備も研究・開発が進められているのです。

 それではここでクイズです。

 最近、採用車種が増えているクルマの装備「アクティブボンネット」について、適切な記述は次のうちどれでしょうか。

【1】人感センサーにより自動的にボンネットが開く

【2】歩行者に車両の接近を知らせる

【3】歩行者と衝突したときの安全性を高める

※ ※ ※

 正解は【3】の「歩行者と衝突したときの安全性を高める」です。

 アクティブボンネットは歩行者保護の目的で開発された安全装備で、歩行者と衝突した際にボンネットが少し持ち上がることで歩行者頭部への衝撃を緩和します。

 名称はメーカーによって異なり、「ポップアップフード」「ポップアップエンジンフード」とも呼ばれています。

 なお、一部メーカーではさらに進んで歩行者用エアバッグを搭載している事例もあります。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

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