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マセラティの内部情報が流出!? 新型SUV「グレカーレ」は「ステルヴィオ」の兄弟車になるかも?

くるまのニュース / 2021年2月27日 12時0分

マセラティの新型SUV「グレカーレ」の全容が、少しずつ明らかになりつつある。プラットフォームはどうやらアルファ ロメオ「ステルヴィオ」と共用になる可能性が大だ。

■マセラティの極秘情報がSNSで拡散!?

 Teaser(ティザー)という言葉を、ここ最近よく耳にするようになった。これはおもにアメリカの広告業界で始まったテクニックのひとつで、新商品の一部を小出しにして、消費者の好奇心や興味を盛り上げる宣伝手法のことである。

 一般的な広告とは異なり、何が優れているのか、あるいはどのようなデザインをした製品であるのかなどが伏せられるのが、ティーザー・キャンペーンの典型的な手法であり、それは自動車の世界においても珍しいことではなくなった。

 それにしても……、というべき前代未聞のティーザー・キャンペーンがおこなわれたのは、2月半ばのイタリアのモデナに本社を構えるマセラティである。

 実際には会社が認めたキャンペーンなのかどうかも分からないが、ともあれモデナから伝わる話によれば、おそらくはスマートフォンで、同社の従業員が大切な開発中のモデルを撮影。その画像を、SNSを通じて全世界に配信してしまったのだという。

 その話題性は大きく、いわゆるヤラセ感も抜群であることから、マセラティのティーザー・キャンペーンは一応の成功をみたと考えられる。

 話はこのオバカなティーザー・キャンペーンで終わってもいいのだけれど、マセラティのファンとしては、この戦略にハマってあげるのが、メディアであり消費者というものだろう。

 この新しいマセラティは何なのか。「ティーザー・フォト」からは新型のSUVにも見える。というかSUV以外の何物でもない。

■「グレカーレ」にはハイブリッドも用意される!?

 マセラティのSUVといえば、「レヴァンテ」が市場で大きな成功を収めたことが記憶に新しいが、この新型SUVは、モデルラインナップのうえでは、そのワンクラス下に位置するモデルとなりそうだ。

 車名は「グレカーレ」となる見込みで、地中海に吹く北東風を意味している。風の名前を車名とするのもまた、マセラティの伝統的な手法だ。

マセラティ「グレカーレ」は、アルファ ロメオ「ステルヴィオ」のプラットフォームを共用すると見られているマセラティ「グレカーレ」は、アルファ ロメオ「ステルヴィオ」のプラットフォームを共用すると見られている

 プラットフォームは、アルファ ロメオの「ステルヴィオ」と共通になる見込みだ。したがってボディサイズもレヴァンテよりワンサイズ小さなものになる。

 ポルシェを例にとるのならば、「カイエン」と「マカン」の関係と同様だと思えば分かりやすいだろう。

 グレカーレの生産は、実に8億ユーロもの投資をおこなって、カッシーノの町に建設される新工場でおこなわれる予定だ。搭載するエンジンなどの詳細はまだ情報が入っていないが、すべてマセラティ製になる可能性が高い。

 さらに、グレカーレはハイブリッドモデルも用意されるだろう。オバカなティーザー・キャンペーンと前で書いたが、マセラティはきちんとしたティーザー・フォトも用意していた。ちなみにそのスタイリングは実にスタイリッシュで、プレミアム感に満ちたものである。

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