次のクルマの購入予算は平均228万円！ コロナ禍でカーライフ半数以上が変化あり

ホンダアクセスが2021年2月10日から2月12日の3日間、自家用車を持っている20歳から69歳のドライバー1000人を対象に、「クルマ選びとクルマの利用に関する調査2021」をインターネットリサーチで実施し、その結果を公開しました。

■クルマを購入する際にもっとも意識するカーライフは「日々の買い物」

　ホンダの純正用品を手掛ける株式会社ホンダアクセスが、「クルマ選びとクルマの利用に関する調査2021」をインターネットリサーチで実施。その集計結果を公開しました。

　同調査の対象となったのは、自家用車を持っている20歳から69歳のドライバー1000人。調査期間は、2021年2月10日から2月12日の3日間です。

　まず、全回答者1000人に、自家用車（もっとも頻繁に運転するクルマ）のボディタイプを聞いたところ、「軽自動車」が37.6％ともっとも多く、次いで「コンパクトカー」が19.7％、「ミニバン」が15.1％、「セダン」、「SUV」がいずれも8.2％でした。

　男女別にみると、軽自動車が男性31.2％、女性44％と、男性と比べて女性のほうが12.8ポイント高く、ミニバンは男性20.4％、女性9.8％と、女性と比べて男性のほうが10.6ポイント高い結果となりました。

　次に、普段クルマを使う際の用途で、もっとも頻繁なものを聞いたところ、「買い物」が53％ともっとも高く、続いて「通勤」が31.4％、「家族の送迎」が8.1％という結果となっています。

　続いて、現在のクルマを購入する際に、どのようなカーライフを意識したかを聞いたところ、「日々の買い物で使う」が62.2％ともっとも高く、以降「家族で乗る」が39.3％、「ひとりで乗る」が35.3％、「旅行に行く」が33.2％、「ドライブを楽しむ」が29.7％となっています。

　男女別にみると、旅行に行くが男性39％、女性27.4％で、女性と比べて男性のほうが10ポイント以上高く、日々の買い物で使うは、男性55％、女性69.4％と、男性と比べて女性のほうが10ポイント以上高い結果となりました。

　では、次に乗りたいと思うクルマのボディタイプはどのようなクルマなのでしょうか。聞いてみると、軽自動車が39.1％ともっとも高く、次いで、コンパクトカーが33.2％、ミニバンが19.5％、SUVが17.9％、ハッチバックが11.7％となりました。

　また、現在乗っているクルマの購入価格を聞いたところ、「100万円から150万円未満」の17.5％や「150万円から200万円未満」の18.9％、「200万円から250万円未満」の15.1％に回答が集まり、購入価格の平均は209万円となっています。

　次にクルマを買うとしたら、いくらくらいを予算として考えているかという質問には、200万円から250万円未満の20.4％に多くの回答が集まったほか、100万円から150万円未満の14％や150万円から200万円未満の18.3％との回答も多く、購入予算の平均は228万円でした。

　クルマ選びの際に、どのような情報を参考にしているかという質問には、「メーカー・販売店のホームページ」の41.9％がもっとも高く、次いで、「販売店の営業担当者からの情報」が37.4％、「自動車情報サイト」が24.9％、「カタログ・パンフレット」が24.8％、「テレビCM」が20％と続く結果となりました。

■新型コロナ禍以降の、カーライフに変化についても調査

　クルマの利用について、新型コロナ禍以前と比べて変化があったかを聞いてみたところ、「変化があった」が51.3％、「変化はなかった」が48.7％となり、新型コロナ禍を受け、カーライフに変化が生じたという人は多いようです。

新型コロナ禍でクルマを利用するイメージ

　また、クルマの利用について、新型コロナ禍前から変化があったと回答した513人に、どのような変化があったかを聞いたところ、「車内にマスクを常備するようになった」が54.6％と突出して高く、以降、「他人を乗せることに躊躇するようになった」が27.7％、「手を消毒してから乗るようになった」が26.1％、「走行中に窓を開けるようになった」が22％、「クルマでの遠距離移動を躊躇するようになった」が19.9％と続く結果となりました。

　さらに。クルマを「ひとり時間の確保」のための場所として利用したことがあるかという質問には、「したことがある」が35.1％、「したことはないが、してみたい」が16.1％となり、クルマをひとり時間確保のためのサードプレイス（自宅でも職場・学校でもない第3の居場所）として利用したことがあるという人は、少なくないようです。

　有職者（694名）に、車内でおこなうテレワークやシエスタについて聞きました。

　車内テレワークについての質問には、「したことがある」は5.5％、「したことはないが、してみたい」が6.5%となり、新型コロナ禍以降、車内テレワークというスタイルは、柔軟な働き方の選択肢のひとつになり始めているようです。

　最後に、クルマ選びをテーマに、高級車が似合う芸能人を聞いたところ、男性芸能人では1位が「木村拓哉さん」、2位が「GACKTさん」、3位が「舘ひろしさん」となりました。

　一方で、女性芸能人では1位が「米倉涼子さん」、2位が「デヴィ・スカルノさん」、3位が「天海祐希さん」となり、ゴージャスなドレスで登壇することが多い米倉涼子さんは、高級車が似合うと感じている人が多いようです。

　また、高級車が似合うアニメキャラについては、「ルパン三世」がダントツの1位で、2位が「骨川スネ夫」、3位が「花輪和彦」、4位が「中川圭一」、5位が「ゴルゴ13」となり、作品中で高級車に乗っているキャラクターや、お金持ちのイメージの強いキャラクターがTOP5に挙がる結果となっています。