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ゴツいスバル「アウトバック」は即買い決定!? ワイルド仕様がカッコ良すぎる

くるまのニュース / 2021年4月8日 10時10分

北米スバルは、クロスオーバーSUV「アウトバック」の新モデルとして「ウィルダネス」を世界初公開しました。北米で2021年後半に発売されるモデルですが、日本のユーザーはどう感じたのでしょうか。

■スバル「アウトバック ウィルダネス」に7割以上の人が好印象

 北米スバルは2021年3月30日(現地時刻)に「アウトバック」の新グレードとなる「ウィルダネス(Wilderness)」を世界初公開しました。

 ウィルダネスは英語で「荒野」という意味があり、「アウトバック ウィルダネス」はその名の通り、荒れた路面を難なく走れる走行性能やワイルドなデザインなどが特徴となっています。

 くるまのニュースではアウトバック ウィルダネスについてのアンケートを実施し、SNSユーザーの意見を収集しました。

「アウトバック ウィルダネスについてどう思いますか?」という質問に対して、「とてもカッコ良いと思う」が40.0%、「まあまあカッコ良いと思う」が31.1%となり、7割以上の人がカッコ良いと感じていることがわかりました。

 なかでも、「オンロードでもオフロードでも走ってくれそうな信頼感のあるSUV」「ゴツさはあるが威圧的ではないので好感が持てる」「道具感があって良い」「バンパーやフェンダーに樹脂を用いており、SUVとしてだけでなく日常生活においても実用性の高さを感じる」など、無骨なデザインとオン/オフどちらでも使える走行性や実用性が評価されているようです。

 その一方、「アメリカ人と日本人の好みはここまで違うの?」「オーソドックスなスタイル過ぎてすぐに古臭く感じてしまいそう」「演出したいキャラクターは分かるが、無塗装の樹脂さえつければワイルドというのはいささか安易なのではないだろうか」「フェンダーの樹脂部分が大きすぎる」など、アメリカ向けのデザインで、多用した樹脂パーツが受け入れ難いという意見もありました。

 さらに、「北米で販売されるモデルですが、もし日本で発売されたら購入したいと思いますか?」という質問に対しては、「購入したいと思う」が55.6%と、「購入したいと思わない」の44.4%を上回る結果になっています。

 日本で発売されるかどうかは明らかになっていませんが、「日本で発売されるなら即買します」「理想的なモデル」と期待する人がいる一方、「日本向けのイメージがないので導入の可能性は低いのかなぁという感じはします」といった声もありました。

 また、「ウィルダネス」はアウトバック以外のモデルにも設定される可能性がありますが、「もし設定されるとしたらどのスバル車がいいですか?」という質問では、「XV」が60%、「フォレスター」が57.8%と高い割合を占めており、やはりSUVに似合うデザインという印象が強いようです。

 なお、SUV以外では「レヴォーグ」(26.7%)や「WRX」(13.3%)への設定を希望するという意見もありました。

■アウトバック ウィルダネスってどんなモデル?

 アウトバックは、乗用車とSUVを融合させたスバルのフラッグシップクロスオーバーSUVです。北米では2019年秋にフルモデルチェンジした6代目が販売されていますが、日本では2021年にもこの新型モデルが投入されるのではないかとウワサされています。

 今回北米で設定されたアウトバック ウィルダネスは、アウトバックの価値はそのままに、タフでワイルドなキャラクターに磨きをかけてアウトドアシーンで頼れる走破性と機能性をさらに強化。3500ポンド(約1.5トン)のけん引能力を備えました。

スバル「アウトバック ウィルダネス」(北米仕様)スバル「アウトバック ウィルダネス」(北米仕様)

 パワーユニットは、260hpを発揮する2.4リッター水平対向4気筒直噴ターボエンジンを搭載。リニアトロニックCVTは極低速時のトラクション性能を強化しています。

 また、高剛性ボディにバンプストローク量の大きい専用サスペンションを組み合わせることで、日常使用での快適性を維持しつつ、未舗装路での衝撃吸収や路面追従性も向上。

 さらに、ヨコハマ ジーランダー オールテレーンタイヤを装着し、泥道や砂利道、登坂路などでの走破性を高めました。

 最低地上高は、標準モデルの8.7インチ(220mm)から9.5インチ(240mm)まで高め、路面との接触に対する安心感が向上。

 アプローチアングルは18.6度から20.0度へ、ランプブレークオーバーアングルは19.4度から21.2度へ、デパーチャーアングルは21.7度から23.6度へ変更しています。

 内外装にはワイルドなデザインを採用。外観では新型のフロントおよびリアバンパー、大胆な六角形のフロントグリル、大型化されたホイールアーチクラッディング、フロントスキッドプレート、六角形のLEDフォグランプ、マットブラック仕上げのアンチグレアフードデカールなどの専用のスタイリングを取り入れました。

 内装はイエローをアクセントとし、ブラックとグレーのダークトーンで全体をコーディネート。防水性を備えたシート表皮を後席シートバックなどにも採用し、アウトドアでも気兼ねなく使える機能性を実現しています。

 アウトバック ウィルダネスは、北米で2021年後半に発売される予定です。

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