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1000万円でも買えない!極上のトヨタ「40系ランドクルーザー」とは

くるまのニュース / 2021年7月12日 20時10分

世界的なオークションの「バレットジャクソン」にトヨタ「ランドクルーザー(1973年式/40系)」が出品され、1000万円を超える金額で落札されました。どのようなクルマなのでしょうか

■旧いランドクルーザーが1000万超えで落札!レストア済みの極上車とは

 アメリカでおこなわれる世界的なオークションの「バレットジャクソン」では、劇用車やクラシックカー、量産第1号車などのさまざまなコレクターズカーが出品されています。

 2021年3月にスコッツデールで開催されたオークションでは、トヨタ「ランドクルーザー(1973年式/40系)」が出品され、11万ドル(日本円換算で約1219万円)で落札されました。

 1000万円を超えるランドクルーザーはどのようなクルマなのでしょうか。

 40系ランドクルーザーは、1960年8月に発売されたランドクルーザー3代目のモデル。

 シャシは、ホイールベースがショート2285mm、ミドル2430mm、ロング2650mmの3種類。1963年に海外向けのみで、ピックアップとキャブシャシ用に2950mmが追加されています。

 ボディタイプは、ソフトトップ、2ドアバン、4ドアバン、シングルキャブ・ピックアップトラックなどがありました。

 今回出品された40系ランドクルーザーはピックアップトラックタイプで、ルーフとドアが取り外し可能でフロントウィンドウも前に倒すことができます。

 また、フレームまで全てバラバラにして再生させる、フレームオフレストアを実施しており、シャシにいたるまでとてもきれいな状態です。

 パワートレインはオリジナルの直列6気筒エンジンと3速マニュアルトランスミッションを搭載。リビルトされたフロントディスクブレーキとリアドラムブレーキ、新品のアルミ製エキゾーストシステム、フロントとリアのディファレンシャルシールを装備しています。

 タイヤは新品のトーヨータイヤを履いたトヨタ純正ホイールに純正ハブキャップを装着し、バンパーには純正フォグランプを設置。

 インテリアには、黒と白のカスタムシートに新品のOEMグローブボックス補助ランプ、マイル表示のメータークラスターが装備されています。また運転席下にトヨタ純正の工具とジャッキが置かれています。

 エクステリアカラーはグレーです。

※ ※ ※

 ランドクルーザー 40系はトヨタのアメリカ進出の礎になったモデルで、高い人気を誇りました。

 現在もクラシックSUVとして北米では人気で、オリジナルを忠実に再現したモデルや、エンジンや足まわり、ボディをカスタマイズしたモデルなどさまざまな40系が存在。

 今回、オークションで落札されたモデルは完璧なレストアがおこなわれており、11万ドルという落札価格も十分に納得がいくでしょう。

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