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ゴールドホイールが超クール! 米国VWがつくった新型「ゴルフGTI」のコンセプトとは

くるまのニュース / 2021年8月26日 20時10分

米国フォルクスワーゲン(VW)は2021年8月13日、8世代目となる新型「ゴルフGTI」をベースにしたカスタマイズコンセプトモデル「GTI BBSコンセプト」を発表しました。

■19インチBBSメッシュホイールでクラシカルな雰囲気

 米国フォルクスワーゲン(VW)は2021年8月13日、8世代目となる新型「ゴルフGTI」をベースにしたカスタマイズコンセプトモデル「GTI BBSコンセプト」を発表しました。

 ゴルフGTI 2022年モデルをベースに、米国VWとフィラデルフィアに住むVW愛好家、ジェイミー・オー氏が共同で開発したというBBSコンセプトは、1984年に米国で販売された第2世代のゴルフGTIにインスピレーションを得て作られたといいます。

 まずはアルミホイールを変更。BBSの19×9サイズの「スーパーRS」に235/35R19タイヤを装着、新型ゴルフGTIがよりクラシックなスタイルに仕上げられています。

 そしてH&R製のサスペンションに変更し車高を下げ、Borla社製のエキゾーストシステムを装着。そしてカラーリングをレトロな赤/黒のピンストライプを施しています。

 これにより、新型ゴルフGTIベースのコンセプトモデルは最高のハンドリングを持つGTIに仕上がったといいます。
 
※ ※ ※

 8世代目ゴルフをベースとした新型ゴルフGTIは、欧州では2020年9月、米国では2021年7月に登場しました。

 搭載されるエンジンは、2リッターターボ「2.0TSI」で最高出力は245ps、最大トルクは370Nmを発生、7速DSG(DCT)と組み合わされ前輪を駆動します。

 0-100km/h加速は6.3秒、最高速度は250km/h(リミッター作動)というパフォーマンスを誇ります。

 新開発のビークルダイナミクスマネージャーを装備。これはESPの機能を調整し、電子制御ショックアブソーバーの横方向の入力を制御するもので、これによりFF車の典型的な特性であるアンダーステアをなくすことができるといいます。

 また先代ゴルフGTIパフォーマンスとゴルフGTI TCRに設定されていたフロントアクスルロッキングデファレンシャルを標準装備。グリップとハンドリングを最適化することでパフォーマンスを向上しています。

 アダプティブシャシコントロール(DCC)は、ステアリング、ブレーキ、アクセル操作などさまざまな要素を考慮しながら、路面や運転状況を最適化するもので、ドライバーはコンフォート/エコ/スポーツ、そして新たにインディビデュアルモードを選ぶことができます。ドライバーはデジタルスライダーで、個人の運転プロファイルを正確に設定して保存できます。

 新型ゴルフGTIの日本での発売時期は未定ですが、2021年6月にハッチバックの新型ゴルフ、同年7月にツーリングワゴンの「ゴルフヴァリアント」が発売されたことを考えると、新型ゴルフGTIの日本上陸は同年の年末、もしくは2022年前半になると予想されます。

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