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2代目レクサス新型「NX」発表! ライバルのプレミアムSUVとはどんなモデル? 比較してみた

くるまのニュース / 2021年10月17日 11時10分

2021年10月7日、2代目となるレクサス新型「NX」が日本で発表されました。発売は11月以降を予定しています。次世代レクサスのデザインをまとって登場した新型NXですが、レクサス初のプラグインハイブリッド(PHEV)をはじめ4種類のパワートレインを用意したのが特徴です。NXは世界でも人気のミドルサイズSUVですが、ライバル車はどのようなモデルになるのでしょうか。

■ミドルクラスSUVは世界の市場でもっとも人気のあるジャンル

 2021年10月7日、2代目となるレクサス「NX」が日本で発表されました。発売は同年11月以降を予定しています。

 新型NXは「GA-Kプラットフォーム」を採用。これにより軽量・高剛性なボディと低重心化されたパッケージとなり、車両の基本性能が大幅に向上しているのが特徴です。

 新型NXのボディサイズは、全長4660mm×全幅1865mm×全高1640mm、ホイールベースは2690mmと、先代NXと比較して全長は20mm長く、全幅は20mm幅広く、全高は5mm高く、ホイールベースは30mm拡大しています。

 次世代レクサス第1弾として、走りやデザイン、先進技術を全面刷新して登場した新型NXですが、電動化ビジョン「Lexus Electrified」に基づき、レクサス初のプラグインハイブリッド(PHEV)を用意したのも特徴です。

 さらに2.5リッターハイブリッド、2.5リッター自然吸気、2.4リッターターボと多彩なパワートレインを用意、世界各国の市場のニーズに応えています。

 車両価格帯は、2.5リッター自然吸気エンジンを搭載する「NX250」2WD(FF)」の455万円から、2.5リッター+プラグインハイブリッドシステムの「NX450h+ F SPORT」(AWD)の738万円となっています。

 そんな新型NXのライバルはどんなモデルになるのでしょうか。

●メルセデス・ベンツ「GLC」

 メルセデス・ベンツ「GLC」は、2016年2月に日本で発売されたミドルサイズSUVです。「GLK」の後継モデルになります。

メルセデス・ベンツ「GLC」の走りメルセデス・ベンツ「GLC」の走り

 全長は4670mm×全幅1890mm×全高1645mm、ホイールベースは2875mmというボディサイズで、新型NXと比べて全長は10mm長く、全幅は35mm幅広で、全高は5mm高く、ホイールベースは185mm長くなります。

 またクーペSUVの「GLCクーペ」もあり、こちらは全長4740mm×全幅1890mm×全高1605mm、ホイールベースは2875mmとなっています。

 GLCの特徴は、用意された豊富なパワートレインです。

 194ps・400Nmを発生する2リッターディーゼルターボ「GLC220d 4MATIC」や258ps・370Nmを発生する2リッターターボの「GLC300 4MATIC」、そして390ps・520Nmの3リッターツインターボ搭載の「メルセデスAMG GLC43 4MATIC」、510ps・700Nmの4リッターツインターボ搭載の「メルセデスAMG GLC63S 4MATIC」などのハイパースポーツモデル、それに211ps・350Nmを発生する2リッターターボに90ps・440Nmのモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド(PHEV)「GLC350e 4MATIC」を用意します。

 また2019年には、世界初の燃料電池プラグインハイブリッドSUV「GLC F-CELL」も欧州および日本のみで発売されました。

 車両価格は708万円(GLC220d 4MATIC)から1526万円(メルセデスAMG GLC63 4MATIC)です。

■ドイツ・プレミアムブランドのほかスウェーデン車も強力なライバル

●BMW「X3」

 レクサス新型NXのライバルである、ドイツ・プレミアムブランドSUVのもう1台はBMW「X3」です。

BMW「X3」の走りBMW「X3」の走り

 X3は2004年に登場したSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)で、3シリーズ版のSUVといえます。現行型は2017年10月に日本で登場した3代目(G01型)になります。

 ボディサイズは全長4720mm×全幅1890mm×全高1675mm、ホイールベースは2685mmで、新型NXと比較して全長は60mm長く、全幅は25mm幅広く、全高は35mm高く、ホイールベースは5mm短くなります。

 X3も多彩なパワートレインを用意するのが特徴です。184ps・300Nmを発生する2リッターターボを搭載した「X3 xDrive20i」、190ps・400Nmを発生する2リッターディーゼルターボの「X3 XDrive20d」のほか、EV走行可能距離43.9km(WLTCモード)を誇るプラグインハイブリッド「X3 XDrive30e」も用意します。

 さらにはGLCと同様、スポーツモデルも充実。387ps・500Nmの3リッターターボエンジンを搭載した「X3 M40i」、340ps・700Nmの3リッターディーゼルターボ搭載の「X3 M40d」のMパフォーマンスモデルのほか、Mハイパフォーマンスモデルとして「X3 M」も用意。このモデルは510ps・600Nmを発生する3リッター直列6気筒ツインターボエンジンを搭載、0-100km/h加速は4.1秒、最高速度は250km/h(リミッター)という性能を誇ります。

 車両価格は721万円(X3 xDrive20i)から1313万円(X3 Mコンペティション)になります。

●アウディ「Q5」

 アウディ「Q5」は、2008年に「Q7」に次ぐ2番目のアウディSUVモデル「Qシリーズ」として登場したミドルサイズSUVで、現行型は2017年に日本で販売を開始しました。

2021年7月に日本上陸したアウディ「Q5スポーツバック」2021年7月に日本上陸したアウディ「Q5スポーツバック」

 ボディサイズは全長4680mm×全幅1900mm×全高1665mm、ホイールベースは2825mmで、新型NXと比べて全長は10mm長く、全幅は10mm幅広で、全高は20mm高く、ホイールベースは50mm短くなります。

 パワートレインは249ps・370Nmを発生する2リッターターボエンジン搭載の「Q5 45TFSIクワトロ」、204ps・400Nmの2リッターディーゼルターボを搭載する「Q5 40TDIクワトロ」があります。

 さらに他ドイツプレミアムブランドのSUV同様、スポーツモデルも用意。「SQ5」は354ps・500Nmを発生する3リッターV型6気筒ターボエンジンを搭載。4輪を駆動するクワトロです。アウディの最スポーツモデルである「RS」モデルは、Q5には設定されていません。

 車両価格は694万円(Q5 40TDIクワトロ アドバンスド)から932万円(SQ5)です。

 またクーペSUVスタイルの「Q5スポーツバック」も、2021年7月に発売されました。

 こちらは全長4695mm×全幅1900mm×全高1660mmというボディサイズで、日本で展開されるのは204ps・400Nmの2リッターディーゼルターボ搭載の「Q5スポーツバック40TDIクワトロ」。車両価格は729万円(アドバンスド)から787万円(Sライン)です。

●ボルボ「XC60」

 もう1台、新型レクサスNXのライバルとして挙げられるのはスウェーデンのブランド、ボルボのモデルです。

 世界的なボルボ人気を支えているのが、ミドルサイズSUV「XC60」です。昨年2020年、世界でもっとも売れたボルボモデルはXC60で19万1696台、以下「XC40」が18万5406台、「XC90」が9万2458台と、ボルボのSUV「XCシリーズ」が並んでいます。

ボルボのベストセラーSUV「XC60」ボルボのベストセラーSUV「XC60」

 日本でも人気で、2021年上半期(1月から6月)の外国メーカー車モデル別新車登録台数順位では、V60/V60CC/S60という60シリーズと合わせ、4位の4145台となっています。

 現行モデルは2017年に登場した2代目モデル。ボディサイズは全長4690mm×全幅1900mm×全高1660mm、ホイールベースは2865mmで、新型NXと比べると全長30mm長く、全幅35mm幅広く全高は20mm高く、ホイールベースは175mm長くなります。

 現在日本で展開されるXC60はすべて電動化されています。

 250ps・350Nmの2リッターターボエンジンに10kW・40Nmのモーターを組み合わせた「XC60 B5 AWD」、300ps・420Nmの2リッターターボエンジンに10kW・40Nmのモーターを組み合わせた「XC60 B6 AWD」という48Vマイルドハイブリッドシステム搭載モデルのほか、318ps・400Nmの2リッターターボエンジンに前34kW・160Nm、後65kW・240Nmを発生するふたつのモーターを組み合わせたPHEVモデル「XC60リチャージ プラグインハイブリッドT8 AWD」を用意します。

 車両価格は649万円(XC60 B5 AWDモメンタム)から959万円(XC60リチャージ プラグインハイブリッドT8 AWDインスクリプション)です。

* * *

 新型NXが属するミドルサイズSUVは、現在世界のSUV市場でもっとも販売台数の多いゾーンとなっていいます。各プレミアムブランドも多彩なパワートレインを用意するなど、世界中さまざまな市場に合わせて展開しているため、かなりの激戦区といえます。

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