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初公開されたレクサス新型「LX」 ライバルとなるドイツ・プレミアムSUVとは

くるまのニュース / 2021年11月5日 10時10分

2021年10月14日に世界初公開された、レクサスのフラッグシップSUV、新型「LX」。発売は2022年初頭と発表されています。そんな新型レクサスLXのライバルとはどのようなモデルなのでしょうか。

■オフロード走破性とオンロードの快適性を両立するフラッグシップSUV

 レクサスは2021年10月14日、新型「LX」をサウジアラビア王国ならびにアラブ首長国連邦で初公開しました。

 LXは、今回初公開された新型で4代目で、レクサスのフラッグシップSUVとなるモデルです。そのライバルはどんなモデルなのでしょうか。
 
 最大のライバルと目されるのは、やはりドイツ御三家ともいわれるメルセデス・ベンツ、BMW、アウディのフラッグシップSUVとなることでしょう。レクサスLXのライバルは、どんなクルマなのかを紹介します。

 まずは、プレミアム・ブランドの代表格となるメルセデス・ベンツ。

 こちらの最上級SUVとなるのは、今年の3月に日本でも新型が発売されたばかりの「GLS」です。

メルセデス・ベンツ「GLSクラス(GLS400d 4MATIC)」メルセデス・ベンツ「GLSクラス(GLS400d 4MATIC)」

 GLSの特徴は、モノコックボディの3列シートSUVであるということ。

 エクステリアデザインには、他の最新メルセデスモデルと同様に「Sensual Purity(官能的純粋)」というデザイン思想を採用。また、最新のインフォテイメントシステムであるMBUXだけでなく、先進の運転支援システムなど、最先端の技術が惜しみなく投入されています。

 パワートレインは、最高出力330馬力の3リッター直列6気筒クリーンディーゼルをはじめ、48Vマイルドハイブリッドを備えた最高出力489馬力の4リッターV型8気筒ツインターボガソリンエンジン、さらには最高出力が612馬力までパワーが引き上げられたAMG仕様の4リッターV型8気筒ツインターボまでが用意されています。

 車両価格は1263万円(消費税込、以下同)から。AMG仕様の「メルセデスAMG GLS63 4MATIC」は2183万円です。

 ちなみにメルセデス・ベンツには、他に「Gクラス」というSUVも存在します。Gクラスは、軍用車がルーツであり、クラシカルなルックスと堅牢なラダーフレーム車体構造を採用しているのが特徴。いってみればハードな印象のGクラスに対して、モダンでプレミアムな存在がGLSといえるでしょう。

■ドイツ・プレミアムSUVには高性能バージョンも用意される

 BMWのフラッグシップSUVは、「X7」です。

BMW「X7(X7 xDrive 40d) 」の走りBMW「X7(X7 xDrive 40d) 」の走り

 日本では2019年6月より販売が開始されています。こちらもメルセデス・ベンツGLSと同様、3列シートのモノコックボディのSUVです。

 搭載するエンジンは2種。最高出力340馬力の3リッター直列6気筒ディーゼルターボと、最高出力530馬力の4リッターV型8気筒ツインターボガソリンエンジン。どちらも8速ATが組み合わされており、もちろんすべてxDrive(4WD)。4リッターV型8気筒モデルは高性能バージョンのM仕様「X7 M50i」に搭載されています。

 X7の車両価格は、1114万円から1623万円です。

 最後に紹介するのは、アウディのフラッグシップSUV「Q8」です。

アウディ「Q8」アウディ「Q8」

 Q8は、2019年7月より日本で販売が開始された、新たなアウディのフラグシップSUVとなります。

 特徴は、クーペスタイルのSUVであること。ブリスターフェンダーがあって、これまでのフラッグシップであった「Q7」よりも、さらに低く、幅広く、スポーティな佇まいとなっています。シートは2列で乗員は5名。通常モデルは最高出力340馬力の3リッターV型6気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、高性能版のRS Q8には最高出力600馬力の4リッターV型8気筒ツインターボを搭載します。

 価格は1010万円から。RS Q8は1869万円となります。

※ ※ ※

そんなライバルたちに対して、レクサスLXはどのような特徴を持っているのでしょうか。

 まず、一番の大きな違いはボディ構造です。レクサスLXのボディ構造は強靭なラダーフレーム方式。そういう意味ではライバルたちと比較すると、オフロードでの走行性能は、レクサスLXがもっとも優れているのではないでしょうか。

 また、レクサスLXと同じくライバルの多くも3列シートの7人乗りを基本としますが、レクサスLXには2列シートの4人仕様が用意されているのも特徴でしょう。

 そして、レクサスLXのパワートレインは最高出力415馬力の3.5リッターV型6気筒ガソリンエンジンと10速ATの組み合わせとなります。

 一方、ライバルたちは、AMGやMシリーズ、RSシリーズなどの高性能バージョンを用意しており、その最高出力は500馬力から600馬力を誇ります。スポーツ性能や高速道路でのパワー勝負となると、ライバルが勝ることになるでしょう。

 ちなみにレクサスLX には、最新の音声認識機能が追加されています。これは「ハイ、レクサス!」などの起動ワードを発話することで、スイッチ操作やオーディオ操作を可能とするもの。クルマと会話するような自然な発話での操作も可能とします。

 こうした機能はメルセデス・ベンツやBMWなどもすでに採用していますが、新世代のレクサスLXも同レベルの機能が与えられています。

 最後にレクサスLXとライバルたちとの最大の違いは、やはり信頼性の高さではないでしょうか。レクサスLXのベースとなっているランドクルーザーは、「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」と世界が認めるクルマです。

 非常に優れた信頼性・耐久性・悪路走破性を備えています。そうしたランドクルーザーが何十年もかけて築いてきた評価こそが、レクサスLXのライバルとの最大の違いであり、最大のアドバンテージに違いありません。

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