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超巨大トヨタ車 新型「タンドラ」幅広カスタム仕様を世界初公開! TOYOTA顔ギラつき迫力MAX 米で登場

くるまのニュース / 2021年11月8日 11時50分

SEMAショー2021で、トヨタの米国部門が「TRDデザート・チェイス・タンドラ」を初公開しました。ワイドボディキットが装着され、迫力を増した新型「タンドラ」のカスタム仕様となりますが、どんな特徴があるのでしょうか。

■ワイドボディキット装着で迫力ボディを実現

 2021年11月2日、トヨタの米国部門はSEMAショー2021で「TRDデザート・チェイス・タンドラ」を初公開しました。過酷なオフロードコースも難なく走破できる特別仕様だといいますが、どんなカスタムが施されているのでしょうか。

 TRDデザート・チェイス・タンドラのベースとなったのは、2021年9月19日に全面刷新して世界初公開された新型フルサイズピックアップトラック「タンドラ」です。

 今回、新型タンドラの「TRDプロ」仕様がベースとなり、デザートレースのチェイスカー仕様(砂漠でのレースでレースカーに帯同する、サポートクルーが乗るクルマ)にカスタムされました。

 過酷なオフロードコースを走破するために、タンドラの純正マウントポイントを利用したTRD設計のロングトラベルサスペンションを装着。

 さらに、ノースカロライナ州にあるTRDのコンポジットショップで設計・製造されたワイドボディキットを装着しました。

 バネ下重量を軽減するために、メソッド・レース・ホイールの軽量18インチ鍛造アルミホイールを採用(カスタムメイド)。タイヤは37インチのゼネラルタイヤ・グラバーX3オールテレインタイヤを装着しています。

 外装は、フロントには最大8個のライトを装着できるリジッドライトバー(位置調整機能付き)を、サイドとリアにもリジットライトを装備。

 荷台にはカスタムメイドのロールバー、カスタムマウントされたオフロードジャッキ、15ポンドのCO2ボトル、燃料と水の容器、ロールバーに取り付けられた2本のスペアタイヤ、ARB Tred Pro リカバリーボードなど、チェイスカーとして必要な装備が搭載されます。

 塗装はテキサス州マッキーニーのコンプリートカスタムズが担当。美しいホワイトの塗装で仕上げられています。

 搭載されるエンジンは3.5リッターV型6気筒ツインターボを採用。エンジンとトランスミッション(10速AT)の間にモーターが配置されるハイブリッド車で、最高出力は437hp(443ps)、最大トルクは583lb-ftを発揮します。

 マーケティング部門のバイス・プレジデントを務めるリサ・マテラッツオ氏は、TRDデザート・チェイス・タンドラについて次のようにコメントします。

「今年の後半に米国で発売される、最新プラットフォームの採用と積載量増加を実現した新型タンドラに期待しています。新型タンドラの能力をアピールするには、デザートレースのチェイスカー仕様を製作するのが最適です」

 TRDデザート・チェイス・タンドラが展示されるSEMAショー2021は、2021年11月2日から5日の日程でネバダ州ラスベガスで開催されます。

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