トヨタ新型「bZ4X」&「センチュリーGRMN」共演!箱根駅伝盛り上げる今年のトヨタ車がスゴい!
くるまのニュース / 2022年1月3日 14時10分
箱根駅伝にはトヨタが車両サポートをしています。2022年には、どのようなトヨタ車が登場したのでしょうか。
■箱根駅伝を盛り上げるトヨタ車! 2022年はどんなクルマがいた?
2022年で98回目の開催となるお正月の風物詩「箱根駅伝」。
その正式名称は「東京箱根間往復大学駅伝競走」といいます。
東京・読売新聞社前~箱根・芦ノ湖間を往路5区間(107.5km)、復路5区間(109.6km)の合計10区間で競われる、学生長距離界最長の駅伝競走で、毎年さまざまなドラマが生まれています。
今回はそんな箱根駅伝の運営を支えているクルマたちにフォーカスしたいと思います。
運営車にはさまざまな種類がありますが、これらの車両は2011年以降トヨタがフルサポートをおこなっています。
ここ数年は話題の新型モデルのみならず、発売前のモデルや特別なクルマも登場するため、クルマ好きにとっても注目となっています。
今年の大会はどんなモデルが走ったのでしょうか。
まず「大会会長車」はセンチュリーGRMNが務めました。
このモデルはドライビング好きの豊田章男社長の提案で試作されたモデルで、トヨタのモータースポーツ活動やスポーツモデル開発を担う「GRカンパニー」が内外装や走りの部分にドライバーズカーの要素をプラスした、世界に2台しかない特別なモデルです。
ちなみにこのクルマのナンバー(1867)には意味があり、トヨタグループの創始者・豊田佐吉の生まれた年です。
競技の約5分前を走り、選手が近づいていることを知らせる「広報車」の1台はGR86が務めました。
グレードは18インチのタイヤ&ホイールから最上級の「RZ」であることが解りますが、スピーカー搭載用に装着されたルーフキャリアが何とも新鮮です。
ちなみにディーラーオプションには設定がないためサードパーティ製だと思われるほか、ボディカラーはメインカラーのスパークレッドではなくブライドブルーだったのも、気になる所です。
各大学の監督を乗せる「運営管理車」は、アルファード/ヴェルファイアが務めました。
ネットでは新型ノア/新型ヴォクシーが2022年1月デビュー予定なので「ティザーで登場するのでは?」というウワサも流れましたが、さすがにそこまで攻めることはなかったようです。
ちなみに運営管理車は各大学のカラーラッピングが施されているだけでなく、ナンバープレートの地名は各大学の所在地とこだわっています。
さらに過去の大会では積雪があったこともあるためオールシーズンタイヤ(グッドイヤーVector4Seasons)を装着。実はTV放送では見えにくいですが、サイドウォールのロゴに塗装が施されています。
また、SNSでは、「アルヴェルしかいない…迫力ありすぎ」「アルファードだらけでVIPの護送?」というようにその存在感に関心が寄せられていました。
■サプライズは新型bZ4Xだ! SNSでは「知らないトヨタ車」と話題に
そして、審判員を乗せる「大会本部車」には、事前発表なしのサプライズカーが務めました。
それはトヨタ初の量産BEVとなる新型「bZ4X」です。
2021年4月に世界初公開されているとはいえ、正式発売前のモデルをサラッと走らせてしまうトヨタは何とも太っ腹です。
ちなみにトヨタのオフィシャルTwitterでは、1月2日に次のようなツィートをしています。
「今日から2日間開催される箱根駅伝がいよいよスタート。
私たちトヨタ自動車は第98回 #箱根駅伝 を応援します。
『大会本部車』として箱根駅伝をサポートしています #bZ4X #初走行 #トヨタ#感動のエールをつなごう」
「bZシリーズ(beyond Zero=ゼロを超えた価値)第一弾bZ4X は、これまでにないワクワク感、走りの魅力、安全安心にこだわったSUVタイプのBEV」
新型「bZ4X」の後方を走る「センチュリーGRMN」
実は日本の道を走る新型bZ4Xという意味では今回が初。
ナンバーは「豊田300み7186」ですが、技術部が所有する試験車両が使用されているようで、ナンバーの数字にはとくに意味はないそうです。
さらに「ナンバーが付いている=国交省の認可が下りた」と予想できますが、そこから逆算すると正式発売はかなり間近といえそうです。
ボディカラーは「グレー」とこれまでメディア向けやS耐最終戦(岡山)で公開されたプロトタイプと同じですが、実はホイールサイズがこれまでお披露目されたモデルとは異なります。
これまでお披露目されたモデルは20インチ(235/50R20)が装着されていましたが、今回のモデルには18インチ(235/60R18)を装着。
ある関係者によると「実はタイヤで車両の性格を少し変えています。20インチは操安性を重視、18インチは電費を重視しています」と。
ちなみに現在公開されている航続距離(日本仕様・社内測定値)はFF車が500km前後、4WD車が460kmとありますが、この値はどちらのタイヤなのか気になるところです。
ちなみに箱根駅伝の総距離は217.1kmなので、電費に厳しい箱根区間を走ったとしても航続距離的には余裕であるのはいうまでもないでしょう(恐らく、用心のために充電していると思いますが)。
ちなみにTwitterではトレンドキーワードになるほどで色々な意見が飛び交っていましたが、「TVを見ていて気になった」、「めちゃ興奮した」、「いいじゃないですか」、「走っていても違和感なかった」、「モーター音は全然聞こえなかった」と“賛”の声が多いように感じました。
なかには「悪いけどbZ4Xしか見てなかった」という人も。
この辺りは2021年末におこななわれた「BEV戦略に関する説明会」の影響が今回の注目度や関心の大きさに繋がったと筆者(山本シンヤ)は思っています。
一般的にスポーツと走行中に排気ガスを出さないBEVとは親和性が高いといいます。
となると、2023年の箱根駅伝ではbZ4Xが運営管理車に昇格する可能性もあるかもしれません。
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