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約934万円のトヨタ最上級「アルファード」 年収「いくらあれば」手が届く? 1000万円ミニバン手に入れる人の特徴

くるまのニュース / 2022年5月18日 11時50分

トヨタ「アルファード」の最上級グレード「エグゼクティブラウンジS」を手に入れるには、いくらの年収が必要なのでしょうか。

■アルファードの最上級グレードの購入にかかる費用は?

 トヨタのミニバンを代表する「アルファード」。新車販売台数は、常に上位をキープしているほどの人気ぶりです。

 そのなかで最上級グレードの「エグゼクティブラウンジS」を手に入れるには、いくらの年収が必要なのでしょうか。

 トヨタのミニバンを代表するアルファードは、日本自動車販売協会連合会が公表している新車販売台数ランキングによると、2021年は4位、2022年1月-4月にかけても常にトップ10以内をキープしている大人気モデルです。

 そんなアルファードですが、エントリーモデルの「X」(ガソリン車/2WD/8人乗り)は車両本体価格が359万7000円となっています。

 一方、最上級モデルの「エグゼクティブラウンジS」(ハイブリッド車/E-four/7人乗り)では775万2000円とかなりの開きがあります。

 では、このアルファードの最上級モデルを無理なく手に入れるためには、どれほどの年収があるとベターといえるのでしょうか。

 今回は最上級モデルということで、装着可能なオプションをいくつか追加し、「フルオプション」に近い状態で検討してみたいと思います。

 まず、ボディカラーは人気2位となっており、追加費用3万3000円のかかる「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」を選択。

 そして、メーカーオプションとして「ツインムーンルーフ(フロントチルト&リヤ電動スライド+挟み込み防止機能付)」(12万1000円)、「ITS Connect」(2万7500円)を追加。

 さらにディーラーオプションとして、「フロアマットセット(エグゼクティブ)エントランスマット付」(14万5200円)、「エアロパーツ&マフラーセット(LED付)T-Connect SDナビゲーションシステム付車」(48万7300円)。

「19インチアルミホイール&タイヤセット『TRD TF5(ハイグロスシルバーII)』&ミシュランタイヤ『Primacy3』」(45万6500円)、「バイカラーLEDフォグランプ(切り替え式)T-Connect SD ナビゲーションシステム付車」(5万8300円)。

「アッパーサイドガーニッシュ メッキ」(6万9300円)、「バックドアガーニッシュ メッキ」(4万6200円)を追加すると、オプション合計価格は144万4300円となります。

 エアロパーツと19インチアルミホイールでスタイリッシュかつスポーティなエクステリアを演出し、さらにはメッキパーツやLEDフォグランプも設定したことで、まさに「キング・オブ・ミニバン」と呼ぶにふさわしい仕様となっています。

 これに加えて、自動車税種別割の4万3500円と、クルマ購入時に加入必須な自賠責保険料2万7770円が追加され、販売諸費用の8万2280円をプラスし、税金・諸費用の合計価格は14万2650円となります。

 ちなみに、このエグゼクティブラウンジはハイブリッド車であるため、自動車税環境性能割や自動車重量税がかかりません。

 これらのオプション合計価格144万4300円と税金・諸費用の価格14万2650円を、車両本体価格775万2000円にプラスした合計価格の933万8950円が、オプション満載のアルファードのエグゼクティブラウンジを購入するのに必要な最低価格となります。

■アルファードの最上級グレード、どのくらいの収入があれば手に入れられる?

 では、いくらの年収があればこのアルファードのエグゼクティブラウンジを無理なく購入することができるのでしょうか。

 一般的に「新車価格の上限は年収の半分程度」という基準があり、その基準を今回の見積もりに当てはめた場合、少なくとも約1800万円の年収があれば良いということになります。

 ただ、国税庁が公表している「民間給与実態調査」によると、2020年度における年収1500万円超-2000万円以下の年収を得ている人は全体の約1%となっており、非常に限られた存在であることがわかります。

 法人での購入も多いとされるアルファードですが、オプション満載の最上級グレードともなると、個人で購入するにはかなりハードルの高い存在であることがわかります。

豪華な内装を誇るトヨタ「アルファード」豪華な内装を誇るトヨタ「アルファード」

 ただ、それでも前述したように、アルファードの新車販売台数は、2022年1月-4月にかけてトップ10をキープし続けていることから、多くのユーザーからの需要があることは確かです。

 その人気の理由のひとつとして挙げられるのは、リセールバリューの高さです。

 アルファードの残価率は仕様により異なるものの、3年で55%、5年で39%となっており、残価設定ローンを活用することによって、割安感がでるという特徴があります。

 トヨタが提供する残価設定型プランの60回払い(頭金無し、ボーナス支払い無し、年率4.8%)を利用すると、月々の支払額はおよそ12万9900円です。

 月々のローンの返済額を、手取り月収の20%以下におさえようととした場合、60回払いでは手取り月収約65万、年収に換算すると約960万円ほどあれば、アルファードのエグゼクティブラウンジを手に入れられる可能性はありそうです。

 現金一括購入に比べて少しハードルは下がりましたが、「キング・オブ・ミニバン」はやはり高嶺の花といえます。

 しかし、残価設定ローンには、契約期間終了後には返却もしくは残債の一括返済、あるいは再ローンを組む必要があるほか、走行距離の制限があるなど、さまざまな制約条件があります。

 そのため、現金一括での購入と単純に比較することは難しいのが実情ですが、「新車のアルファードに乗ること」を目的とするなら、ひとつの有効な選択肢であることは間違いありません。

※ ※ ※

 アルファード「エグゼクティブラウンジS」にオプションを満載した、「キング・オブ・ミニバン」を手に入れるためには、残価設定ローンを活用したとしても、かなりの収入が必要となります。

 実際には下取りや頭金を考慮に入れることで、月々の支払い額はより低く抑えることができますが、いずれにせよ、自分のライフスタイルや、収入に見合った購入方法を選ぶことが重要です。

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