なぜ? ボンネットの「穴」に誰かが居る!? 開けたらびっくり! エンジンルーム内に居た「かわいい」奴らとは
くるまのニュース / 2022年5月24日 18時10分
SNSでは、とある動物がエンジンルーム内に入り込んでしまうトラブルが、大きな話題となっています。一体、どんな動物が入り込んでしまったのでしょうか。
■エンジンルーム内に草がパンパン? 何が起こった?
クルマのエンジンルームや下回りには、動物が入り込んでしまうことがあります。
SNSでは、とある動物がエンジンルーム内に入り込んでしまうトラブルが、大きな話題となっています。
一体、どんな動物が入り込んでしまったのでしょうか。
寒い冬の時期になると、ネコがクルマのエンジンルーム内に入り込んでしまった事例などをよく耳にします。
実際に、JAFでは、そうした事例によって出動要請を受けたり、ネコ以外にもヘビやネズミが入り込んだ事例もあったことを明らかにしています。
そんな動物入り込みの事例ですが、最近SNSでとある動物が入り込んだトラブルが大きな話題となっています。
トラブルについて投稿したのは、「鈴木 尊え(@tkykszk_36)」さんで、スバル「レヴォーグ」のオーナーです。
2022年5月21日、鈴木 尊えさんは「2ヶ月間車に乗れず、帰ってきて見てみたら、鳥が出てきたので確認したら鳥の巣が(泣)こんなことってあるぅぅ!?!?」と、1枚のエンジンルームの写真を投稿。
写真を見てみると、エンジンルームのちょうどエンジンカバーの上部あたりに草がびっしりと敷き詰められた様子となっています。
夜間に撮影されており、はっきりとは視認できませんが、中心部にくぼみがあり、羽毛のようなものが見て取れます。
鈴木 尊えさんは、当該投稿で「ヒナちゃんいたら困るので、市役所に連絡してみたいと思います」としていますが、その後どうなったのでしょうか。
このトラブルのその後について、鈴木 尊えさんは以下のように話します。
「巣を発見したのが、5月21日の夜で、5月22日に改めて市役所へ連絡しましたが、このような事例がなく、対応が難しいとのことでした。
続いてディーラーに連絡したところ、クルマの走行には支障がなく、ヒナや巣を損傷させるような場所でもないので、そのまま店へ来てくださいとのことでした。
その日は予約がいっぱいだったようですが、どうにか13時に予約を入れてもらい、向かいました。
ディーラーの営業マンや整備士、市役所の人などが、動物病院などに電話をしてくださり、『自宅付近の木の高い位置に戻すことが最善策』という結論に至りました。
ディーラーでは、巣があったエンジンルームの点検などをしていただき、その後、巣とヒナを箱に移して自宅に戻りました。
自宅に着いたあと、付近に親鳥と見られる鳥が居たので、近くの木に脚立を使って巣とヒナを移動しました」
なお、巣のなかにいたのは3、4羽ほどのハクセキレイのヒナだったといいます。
鈴木 尊えさんご自身に加え、ディーラーや市役所など、さまざまな機関の協力により、クルマもヒナも無事な状態で帰宅することができたようです。
ただ、鈴木 尊えさんは「この選択が正しかったかどうかは、わかりません。人の手を加えてしまったので、ヒナたちの成長を困難にさせてしまったとも思っております」とも話しており、今後のヒナの成長を心配している様子を見せます。
■ボンネットに「穴」が空いているクルマは要注意?
今回は、入り込んだ場所がヒナにとって比較的安全で、クルマにも支障が出なかったうえに、エンジンをかける前に侵入に気がつくことができたため、運が良かったといえるでしょう。
鈴木 尊えさんは、今回の一件について「本当に驚いた」と話し、ほかのクルマの所有者に対して以下のように続けます。
「レヴォーグや『WRX』のように、エアインテークがあるモデルは、長時間放置した際はとくに点検したほうが良いと思いました。
また、場所によっては、クルマに支障をもたらしたり、鳥たちを傷つけてしまう場合があります。
鳥に限らず、ネコや小動物たちも同様に本当に注意が必要だと思いました」
ボンネットに「穴」があるモデルは…内部に動物などが侵入していないか、確認したほうがいい?(画像はスバル「WRX S4」)
こうした動物が入り込むトラブルは、クルマの所有者にも動物にも、双方に非はありません。
しかし、気が付かないままで走行してしまうと、動物の命を奪うことになりかねないため、クルマのエンジンをかけるまえには、あらかじめボンネットをバンバンと叩くなどの対策をおこなうのが良いでしょう。
また、SNSでは、「鳴き声で動物の侵入に気が付いた」という人も多いため、エンジンをかける前に一度耳を澄ましてみるのも有効といえそうです。
※ ※ ※
ちなみに、鈴木 尊えさんは鳥たちの行方について、近づき過ぎないよう、可能な範囲で確認しているそうで、「鳴いている声は確認しました!親鳥と会っている姿は見ていないのですが、ヒナの近くで親鳥が飛んでいたので、(自分のヒナが)わかるのかなと思いました!」と話しています。
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