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400万円以下新型ミニバンから1000万円超セダンまで買えるかも? 「年収800万円」の人が検討可能な新車は何がある?

くるまのニュース / 2022年5月30日 14時10分

現在の日本で年収800万円といえば、高収入といえます。そんな人が新車を検討する場合、どのようなモデルが購入出来るのでしょうか。

■国産車から輸入車まで、幅広く選べるのは年収800万円!

 国税庁が行っている民間給与実態統計調査によると、年収が800万円超900万円以下の人は全体で2.9%となっています。
 
 一般的な感覚からしてもかなり高収入といえるこの年収では、どんなクルマを手に入れることができるのでしょうか。
 
 現金一括やローン、残価設定ローン別に検証してみました。

年収800万円ならホンダ新型「ステップワゴン」が一括で買える可能性あり!(画像はスパーダプレミアムライン)年収800万円ならホンダ新型「ステップワゴン」が一括で買える可能性あり!(画像はスパーダプレミアムライン)

 年収800万円といえば、一般的にはかなり高収入であるということができます。

 とくに、20代から30代でこの年収に到達するためには、大企業や外資系企業に勤めたり、あるいは中小企業で相当な活躍をした人がメインとなるでしょう。

 実際、年収800万円を手にする人はごくわずかです。民間給与実態統計調査によると、給与所得者のうち、年収が800万円超900万円以下の人は全体で2.9%となっています。

 家族構成や生活スタイルによっても異なりますが、基本的にはふだんの生活に困ることはない年収といえそうです。

 一般的に、新車を無理なく購入し、そして維持していくための目安となるのは年収の半分程度といわれています。

 つまり、年収が800万円ある人が現金一括でクルマを購入する予算は、400万円ほどが妥当です。

 では実際に、どのようなクルマが購入できるのでしょうか。

 現在販売されている国産車のなかで、車両本体価格が400万円前後のクルマの代表格となるのがトヨタ「RAV4」やマツダ「CX-5」といったミドルクラスSUVや、ホンダ「シビック」やトヨタ「プリウス」といったクルマも予算内でほぼすべてのグレードが選択可能です。

 スポーツカー好きであれば、トヨタ「GR86」やスバル「BRZ」、マツダ「ロードスター」なども選択肢に入るでしょう。

 反対に家族が多い場合は、トヨタ「ノア/ヴォクシー」、日産「セレナ」やホンダ「ステップワゴン」といったミドルクラスミニバンに加え、グレードによってはトヨタ「アルファード」や日産「エルグランド」などの高級ミニバンも視野に入ってきます。

 また、フォルクスワーゲン「ゴルフ」やフィアット「500」などの輸入車勢も予算内で選ぶことができるため、車種選択の幅はかなり広いといえそうです。

■レクサスの最速スポーツや最上級セダンにも手が届く!?

 一方、ローンを利用すればどうでしょうか。

 年収800万円の所得がある人は、ボーナスを考慮せずに計算するとおよそ67万円が額面給与となります。

 しかし、この額が全額手取りとなるわけではなく、実際には税金や社会保険などが引かれた額が手取りとなります。

 そのため、額面のおよそ80%程度が手取りとなるとすると、53万6000円が手元に残る計算です。

 また、ローンの支払いに充てる金額は、手取りの20%程度が適当とされているため、年収800万円の人がローンを組んだとき、無理なく支払える金額はおよそ月々10万7000円となります。

 このことから、カーローンの支払いで多く見られる3年もしくは5年ローンに当てはめてみると、3年(36回)では約386万円、5年(60回)だと約643万円が金利も含めた支払い額の上限となります。

 例えば、レクサス「ES」の「ES300h」(599万円)が頭金なし5年ローンで、月々およそ10万円の支払いとなります。

残価設定型ローン(5年)ならレクサス最上級セダン「LS」にも手が届くかも!残価設定型ローン(5年)ならレクサス最上級セダン「LS」にも手が届くかも!

 また、残価設定ローンを利用すれば、さらに上位のモデルも検討することができます。

 残価設定ローンは、メーカーや販売店が支払い回数や車種ごとに設定している残価をクルマの価格から差し引き、残りの額に対してローンを組む、昨今利用者が増えているとされる購入方法です。一般的には3年で50%程度、5年で35%程度が残価率の目安となります。

 例えば、年収800万円の人が無理なく月々支払いできる金額が10万7200円という計算を引用し、残価率が50%だと仮定すると、3年ローンでは771万8400円、5年ローンでは1286万4000円が予算となります。

 しかし、残価設定ローンでは一般のローンと比較して金利が高くなる傾向にあり、支払い回数が増えるほど補償されるクルマの将来的な価値が下がるため、残価率も低くなります。

 よって、残価設定ローンを組む場合は前述した予算額の9割ほどを目安とし、3年ローンでは約695万円、5年ローンでは約1157万8000円ほどに収めるのがベターです。

 このように、条件がそろえば1000万クラスにも手が届く可能性があります。

 この予算での代表的なモデルを挙げると、日産「GT-R」の「ピュアエディション」(1082万8400円)が月々およそ9万200円。

 レクサス「LS500」の「Iパッケージ」(1071万円)が月々およそ8万9000円、レクサス「RC F」の「カーボンエクステリアパッケージ」(1132万円)が月々およそ9万4000円の支払いとなります。

 もちろん、クルマに対してそれほどコストを掛けたくないのであれば、現金一括で無理なく買えるクルマを手に入れるのが良いかもしれません。

 しかし、1000万円クラスのクルマのなかには、「あこがれ」の対象となるようなモデルも多いのも事実です。

 支払いが困難になることがないようにしっかりとファイナンスプランを立てることが重要なのはいうまでもありませんが、800万円ほどの年収があれば、そんなあこがれのクルマに乗ることができるかもしれません。

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