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350馬力の「爆速ミニバン」スゴい!? 三菱の新「エクスパンダーAP4」が尼ラリーで大激走!

くるまのニュース / 2022年8月7日 8時10分

三菱の海外専売MPV「エクスパンダー」をベースにしたラリーマシン「エクスパンダーAP4」はどんな競技車両なのでしょうか。

■最高出力は350馬力を発揮!

 2022年8月2日、三菱のインドネシア法人(MMKSI:PT Mitsubishi Motors Krama Yudha Sales Indonesia)は、同国のラリー選手権に参戦する「エクスパンダー・ラリー・チーム」を2022年シーズンも全面的に支援すると発表しました。

 参戦車両は競技車両「エクスパンダーAP4」となりますが、どのようなマシンなのでしょうか。

 エクスパンダーAP4は、三菱の海外専売MPV(日本でいうミニバン)となる「エクスパンダー」をベースに開発されたラリーマシンです。

 ベースとなる市販版のエクスパンダーは、ボディサイズが全長4595mm×全幅1750mm×全高1750mm-1730mmです。2021年11月8日には新CVT搭載も伴うマイナーチェンジがなされています。

 一方、エクスパンダーAP4は全幅が1820mmまで拡張されたほか、大型ウイングをはじめとした各種エアロパーツで武装。カラーリングは2021年シーズンの車両から変更され、新鮮な印象を与えます。

 搭載される1.6リッターエンジンは最高出力350馬力・最大トルク555.8Nmを発揮するということです。

 エクスパンダー・ラリー・チームのドライバーで、かつインドネシアにおける三菱のブランドアンバサダーを務めるリファット・ソンカル選手は、「エクスパンダーAP4の挑戦によって、(エクスパンダーが)ファミリーカーとして快適なだけでなく、ラリーという非常に過酷な地形でも競争力があり、タフであることを示したいと思っています」とコメントしています。

 前出の選手権は、2022年8月6日・7日の第1戦(Rally Danau Toba)より開幕します。

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