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いつものクルマで「快適な車中泊」を! ミニバン・SUV・軽でもできる! 車中泊対応可能な新型車 3選

くるまのニュース / 2022年8月15日 6時10分

車中泊と聞くと、キャンピングカーがないとできないと考える人が多いかもしれませんが、実際にはミニバン・SUV・軽などでも十分に対応できます。今回はそんな車中泊対応可能な新型車 3選をお届けします。

■ちょっとした工夫で「快適な車中泊はできる!」

 最近「車中泊」に興味があるという声が多く聞かれるようになりました。ただ、本格的なキャンピングカーをいきなり買うのはハードルが高い…と躊躇している人も多いといいます。
 
 そんなときには、まずいまの愛車で試してみるのはどうでしょう。ミニバン・SUV・軽の最新3モデルで試してみました。

●マツダ「CX-60」

 SUVは近年とくに人気の高いボディタイプ。車中泊を楽しむ場合は、後席を前倒しして荷室と連続した床面をつくることで「寝床」を生み出すことができます。

 マツダは2022年6月に、今秋発売予定の新型SUV「CX-60」の価格やスペックなどを先行公開しています。

 新型CX-60は、縦置きエンジン対応の新開発プラットフォームに、2.5リッターガソリンエンジンと電動モーターを組み合わせたマツダ初のプラグインハイブリッドシステム「e-SKYACTIV PHEV」や、直列6気筒ディーゼルエンジンに電動化技術M HYBRID BOOST (48V マイルドハイブリッド)を組み合わせた「e-SKYACTIV D」など多彩なパワートレインのラインナップを用意します。

 公開されたスペックによると、新型CX-60の荷室長は定員乗車時(5人乗り)で975mmです。さらに4:2:4の分割可倒式リアシートをすべて前倒しし荷室を拡大すると、荷室長(フロントシート背もたれからリアゲート内側までの距離)は1710mmまで拡大します。

 床面の長さは1710mmよりさらに若干短いこともあり、身長170cm級の大人が真っ直ぐ寝ようとすると頭がつっかえてしまいます。

 ただ1名での就寝なら斜めに寝転がればよく、大きな問題はないでしょう。

 ただしCX-60の場合もそうですが、多くのSUVでは後席シート背もたれは完全に収納されず、荷室床面には傾斜角が生じることがあります。

 実際に車中泊をする際には、床面にマットなどを敷いて高さなどを調整してやると、より快適な寝床となるでしょう。

●ホンダ「ステップワゴン」

 ホンダの人気3列シートミニバン「ステップワゴン」でも車中泊はできます。

 ミニバンといえば、1列目と2列目席、もしくは2列目席と3列目席をつないで倒すことで、フルフラットのベッド空間を生み出すことができるのが一般的です。

 ただし近年のトレンドは、2列目シートが左右独立式のキャプテンシートとなっているタイプです。

 キャプテンシートは、それぞれ独立した席のかけ心地は良好なうえ、3列目シートへの移動が容易なのが魅力ですが、こと車中泊となると、シートを倒した際に左右のシートの間に大きなすき間が生じてしまう難点が生じてしまいます。

 しかし2022年5月にフルモデルチェンジを実施したばかりの新型ステップワゴンでは、この悩みを解消してくれる新たな機能が加えられています。それが「ワンアクションレバー」です。

 この機能により、左右キャプテンシートを中央に寄せることができます。3列目シートを床下収納した際、キャプテンシートをより後ろへスライドさせるための機能ですが、フルフラット時にも大いに役立つのがうれしいところです。

 快適度と寝床性能を共存させる、車中泊派注目の新型ミニバンといえるでしょう。

●スズキ「ジムニー」

 最後は軽自動車です。しかも、軽キャンピングカーによくみられる1BOX型のバン・ワゴン車ではなく、本格四輪駆動車「ジムニー」で車中泊が可能か、検証してみましょう。

 最初に結論からいえば、ジムニーでも車中泊はできます。軽のなかでも室内は広くない部類のジムニーですが、車内で寝ることができるのです。

 それは純正アクセサリーカタログを見ても明らかです。そこには、バックドアを開けた車内の助手席側にシュラフ(寝袋)を展開した写真が掲載されています。

 助手席シートのヘッドレストを外し後ろ倒しするとともに、後席を前倒ししてフルフラット化。ミニマムな一人分の寝床を確保していますが、注目すべきは寝袋の下に何かが敷かれている点にあります。

 これはウレタン製のクッション材でつくられた純正アクセサリー「リラックスクッション」です。リラックスクッションの製品サイズは全長210cm、幅54cm、厚さ2cmで、他モデルでも利用できる汎用品となっています。

 使用しない場合はロール状に巻いてコンパクトに収納することができます。

 他の車種でも応用できそうなアイテムで、実際「ハスラー」など他の軽自動車の純正アクセサリーカタログでも活用されている例を見ることができます。このアイデアは真似してみる価値がありそうです。

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