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約183万円! 三菱「新型“5ドア”軽SUV」発表! タフデザインの「背高モデル」は装備も超充実! 半丸目もカッコイイ「ミニ」はどんなモデル?

くるまのニュース / 2024年10月28日 8時10分

2024年6月20日に、三菱は軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」の改良モデルを発表しました。デリカミニとはどのようなモデルなのでしょうか。

■スーパーハイトワゴン「デリカミニ」がすごい 

 2023年5月から販売開始されている、三菱の軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」は、他社とは異なる個性の持ち主だ。その詳細について解説しよう。

 50年以上の歴史を誇るクロスオーバーミニバン「デリカ」の名前を冠するにふさわしいタフでギア感のあるデリカミニのSUVスタイリングは、「DAILY ADVENTURE(日常に冒険を)」をデザインテーマとしている。

 アウトドアでも使いやすい機能的で快適なインテリア、広くて便利な室内空間、後席ロングスライドと多彩なシートアレンジや乗り降りしやすい後席スライドドア、汚れに強いラゲッジルーム、快適装備を採用した後席空間が実現されており、その個性的なデザインは、どこからみても一目で“デリカ”だとわかる。

 フロント周りは、カ強さと安心感を表現する立体的な「ダイナミックシールド」フロントデザインに、特徴的な半円形のLEDポジションランプを内蔵したヘッドライトを組み合わせ、デリカらしい表情に仕上がった。

 フロントバンパーとテールゲートガーニッシュには立体的な「DELICA」ロゴが採用され、前後バンパー下部にプロテクト感のあるスキッドプレート形状をはじめ、光沢のあるブラックのホイールアーチとすることで、SUVらしい力強さと高い質感を表現している。

 アルミホイールは、タフさを表現した形状とスタイリッシュさを持ち合わせたダークシルバー塗装により、足元を引き締める効果を高めた。

 なおデイーラーオプションとして、街中でも映えるスタイリッシュな「アクティブトーンスタイル」、アウトドアで映える「ワイルドアドベンチャースタイル」も用意され、そのスタイリングの魅力をさらに高めている。

 ボデイカラーは、デリカミニのコンセプトに合わせて新開発した、アウトドアから都会まであらゆるシーンに馴染むアッシュグリーンメタリックをはじめ、2トーン6色、モノトーン6色の全12色が用意される。

 インテリアでは、ブラックを基調色とした水平基調のインストルメントパネルに、アクティブで明るい印象を与えるライトグレーをアクセントカラーとして配置、ワイド感を強調するとともにトレイやドリンクホルダーを見やすくする工夫がなされている。

 アウトドアでの使用や小さな子どもがいる家庭での使用も想定し、汚れがつきにくく、通気性の良い撥水シート生地と座面や背もたれ中央部に立体的なエンボス加工を施すことで、蒸れにくく座り心地のよい機能的なシートとなっている。

 軽スーパーハイトワゴンでもっとも重視されるリアシートは320mmの前後スライド量を確保し、後席の足元空間は前席を一番後ろに下げた状態でも余裕を持って座れるほどの空間となる。また片側ずつスライドや背もたれを倒すこともでき、乗車人数や荷物の量に応じた多彩なシートアレンジが可能だ。

 後席スライドドアは650mmの開口幅を確保するとともに、足元をフラットにし、乗降性能を確保。加えてハンズフリーオートスライドドアを採用し、たくさんの荷物で両手がふさがっている時でも、ドア下側のキックセンサーに足をかざし引くだけでスライドドアを開閉することができる。

走行面では、165/60R15サイズの大径タイヤの採用とショックアブソーバーの専用チューニングにより、路面をしっかりと捉えながら車内に振動は伝わりにくく、砂利道などの未舗装路を走行する際の安定性と快適性が高まっている(4WD車のみ)。

 またアウトドアから日常まで安心してドライブを楽しめるよう、滑りやすい路面での発進をサポートするグリップコントロールが標準で装備され、雪道やぬかるんだ路面で片側の駆動輪が空転した場合でも、スリップした駆動輪をブレーキ制御する。グリップしている駆動輪の駆動力を確保することで発進をサポートしているのだ。

 さらに、急な下り坂や滑りやすい路面を下る際、電子制御により低車速に抑えて安心して走行することができるヒルディセントコントロールも標準で装備される。

 安全面では、運転支援機能「三菱 e-Assist」を搭載し、サポカーSワイドに対応。衝突被害軽減ブレーキシステムや踏み間違い衝突防止アシストなど8つの運転支援機能を搭載することで、毎日の安全な運転をサポートしている。

 さらに高速道路同一車線運転支援機能「マイパイロット」を搭載。レーダークルーズコントロールシステムにより、アクセルペダルから足を離していても車間距離の保持をアシストする。また車線維持支援機能によるステアリング制御で、車線中央付近を走る手助けをする。

 尚、2024年6月に一部改良モデルが発表されており、自動車のコネクティッド化によるサイバー攻撃のリスク増加にあわせたサイバーセキュリティに関わるソフトウェアのプログラム変更で、最新法規に適合化されている。

※ ※ ※

デリカミニのメーカー希望小売価格(消費税込み)は183万7000円から227万1500円となる。

 ちなみに大手中古車検索サイトによると、デリカミニの中古車在庫は2024年10月10日現在全国で919台となっており、平均価格は211万円。まだまだお買い得感は出てこないが、最低150万円台から探すこともできるから少しでも費用を抑えたい方はこまめにチェックされてはどうだろうか。

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