乳幼児の口に食事押し込んだか 愛知の施設、不適切保育18件

　愛知県小牧市の0～2歳児を預かる小規模保育施設「すくすくnursery（ナーサリー）中央」で昨年12月～今年1月、2人の女性保育士が乳幼児の口に食事を押し込むなど不適切な保育をしていたことが13日、市への取材で分かった。市は匿名の通報を受けて立ち入り調査し、今年3月、運営法人に文書で指導した。

　市によると昨年12月～今年1月、食事を手助けする際に体がのけぞるほど食べ物を口に押し込んだり、読み聞かせ中に耳を引っ張ったりするなどの不適切保育が計18件あった。こうした行為を見聞きしていたのに、放置していた職員もいたという。

　法人のホームページによると、施設は定員12人。