アルカイダ関連で注意喚起 外務省、中東情勢巡り

　外務省は14日、イスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘を受け、国際テロ組織アルカイダが米国の基地や空港、大使館などを挙げ、イスラエル支援者を標的にするよう訴えているとして、安全確保に十分注意を払うよう呼びかけた。

　不特定多数の人が集まり、混雑している場所には可能な限り近づかないよう求めた。イベント会場やレストランなど人が多く集まる場所や、教会やモスク（イスラム教礼拝所）などの宗教関係施設はテロの標的になりやすいと指摘。訪れる場合は滞在期間を短くするなど対策に努めるよう周知している。