国産コロナワクチン承認へ 第一三共、XBB対応品
共同通信 / 2023年11月27日 20時53分
厚生労働省の専門部会は27日、第一三共が開発した新型コロナウイルスのオミクロン株派生型「XBB・1.5」に対応したワクチンについて、製造販売の承認を了承した。近く承認され、初の国産ワクチンとして12月から流通し、無料接種できるようになる見通し。
厚労省は承認された場合に140万回分を購入することで同社と合意している。承認後「特例臨時接種」の対象となり、12月4日の週に自治体に配送する予定。
販売名は「ダイチロナ」で、米ファイザー製などと同じメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン。流行初期の従来株対応品は8月に承認されたが出荷されていない。
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