AIで列車などの突風被害防げ 気象研、4年後実用へ

共同通信 / 2019年3月16日 11時2分

JR羽越線の特急いなほ脱線転覆事故現場=2005年12月、山形県庄内町

 列車や飛行機に突風が直撃して起きる重大事故を防ごうと、気象庁気象研究所が人工知能(AI)を使った予測システムの開発を16日までに始めた。気象レーダーによるリアルタイムの観測データから突風の「種」を発見、危険が及ぶ範囲と時刻を推定し警報を出す。4年後の実用化を目指す。

 開発チームの楠研一・気象研室長は「将来は危険を回避する運転者がいない自動運転でも活用したい」と話している。

 突風を巡っては、06年に宮崎県延岡市のJR日豊線で特急列車が脱線して7人がけがをした事故や12年5月には茨城県で竜巻で中学生1人が死亡する事例があり、対策強化を求める声が高まっている。

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