ソ連、56年宣言に反核条項提示 日本が拒否、国交回復後に議論と

共同通信 / 2019年8月3日 18時25分

1956年10月、モスクワでソ連のブルガーニン首相(左側手前)と会談する鳩山一郎首相(右側手前)(タス=共同)

 【モスクワ共同】第2次大戦後に日本とソ連が行った国交回復交渉で、ソ連側が1956年10月、核兵器の包括的禁止に努めるとの「反核条項」を「日ソ共同宣言」に盛り込むよう提案したが、日本側が拒否していた経緯が3日までに明らかになった。ソ連側は核廃絶を訴える被爆国として同意するよう迫ったが、日本は国交回復後に議論すべきだと主張、反核条項は宣言から削除された。

 ソ連提案の反核条項は既に明らかになっているが、機密解除されたソ連共産党の重要文書を共同通信が入手し、日ソ間のやりとりが改めて裏付けられた。

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