名古屋城の地下遺構を破損 特別史跡の一部掘り起こす

共同通信 / 2020年3月5日 21時49分

工事中に破損した名古屋城地下遺構の石材=2日(名古屋市提供)

 名古屋市は5日、名古屋城内で整備している展示施設周辺の工事中に、国の特別史跡の一部である地下遺構の石材を破損したと発表した。既に文化庁に報告しており、近く毀損届を提出する。天守閣の木造復元事業への影響について、市は「現時点では不明」としている。今後、修復可能かどうか有識者と検討する。

 市によると、石材は幕末に造られた倉「六番御蔵」の基礎の一部とみられる。2日に実施した施設周辺の通路や広場の工事で、幅数十センチ、長さ約37メートルにわたって重機を使い地面を掘った際、誤って地中の石材ごと掘り起こし、全長の3分の2程度を破損した。

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