ウレタンのシェアNo.1企業、イノアック独自の技術で能登半島地震で被災した道路を復旧する難工事に貢献
共同通信PRワイヤー / 2024年9月25日 17時0分
地質、工期、天候などの厳しい条件を乗り越え、8月に道路の復興工事が完了しました
2024/09/25 17:00
日本で初めてウレタンフォームの生産を始めた高分子素材のリーディングカンパニーである株式会社イノアックコーポレーション(代表取締役社長:野村泰、名古屋本社:愛知県名古屋市・東京本社:東京都品川区、以下イノアック)のグループ会社、株式会社イノアック住環境(代表取締役社長:鈴木伸明、本社:名古屋市)は、独自のウレタン発泡技術が能登半島地震で被災した自動車専用道路の復旧工事に採用され、施工が無事完了しましたことをお知らせします。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202409256989-O1-7578poKy】
経緯
能登半島地震で被災した自動車専用道路「のと里山海道」は金沢と奥能登を結ぶ“能登の大動脈”。山を切り開き、土を盛り上げて整備されているため、その盛土が170カ所以上も崩落し、道路が寸断されました。特に石川県の能登大橋付近は甚大な被害を被り、通行止めになっていました。
震災復興では通常「土の部分が壊れたら土・砕石で直す」というルールがあり、それ以外の材料・工法が検討されること自体、異例でした。しかし、現場一帯の土は水分を含みやすく脆弱な地盤であるため、専門の研究者からの「ここはウレタンで」という助言も一役買い、現場発泡ウレタン超軽量盛土工法の採用が決定しました。
現場発泡ウレタン超軽量盛土工法とは?
傾斜地や低い地盤に土砂を盛り上げて平坦な土地を造ることを「盛土」といいます。その工事において、土の代わりに硬質ウレタン樹脂を現場で発泡させて施工するのが、現場発泡ウレタン軽量盛土工法です。
複雑な地形に合わせて構築できるこの工法は、1990年にイノアックが世界で初めて施工に成功した技術です。そもそも山地の急斜面や脆弱な地盤の上に重い土砂で盛土を施そうとすると、荷重や土圧に耐え切れず、地滑りや地盤沈下などの不具合を起こしかねません。また、土は流体なので、安定させるためには周辺を強固な構造物で支えなければならず、費用もかかる。そこで、より軽く、かつ耐久性を備えた材料の開発に着手しました。
ノンフロンで環境にも優しいウレタン樹脂素材を開発。1分で30倍の体積に膨らみ、5分で人が乗れるくらいの硬さになる施工性の良さも特徴で、山岳道路の拡幅工事を始め、道路の亀裂や崩れたのり面を直すなどインフラの補修でも数多くの実績を重ねてきました。ただ、ここまで大規模な災害復旧に携わるのは、今回が初めてでした。
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