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Quobly、大規模量子コンピューティング・ソリューション向け量子プロセッサ製造を加速するため、STマイクロエレクトロニクスと戦略的協業を開始

共同通信PRワイヤー / 2024年12月13日 10時13分

Quobly、大規模量子コンピューティング・ソリューション向け量子プロセッサ製造を加速するため、STマイクロエレクトロニクスと戦略的協業を開始

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412131620-O2-D17Tg5Xp


この提携は、STの28nm FD-SOI商用半導体量産プロセスを活用し、コスト競争力のある大規模量子コンピューティング・ソリューションへの道を開くものです。

QuoblyとSTは、材料開発やシステム・モデリングなどの応用市場をターゲットに、2027年までに第1世代の商用製品を発売することを想定しています。



グルノーブル(フランス)およびジュネーブ, 2024年12月12日 /PRNewswire/ -- 最先端量子コンピューティングの新興企業であるQuoblyは本日、量子プロセッサ・ユニット(QPU)の大規模生産に向け、エレクトロニクス・アプリケーション全般の顧客にサービスを提供する世界的な半導体リーダーであるSTマイクロエレクトロニクス(STMicroelectronics)と革新的な協業を行うことを発表しました。STマイクロエレクトロニクスの先進的なFD-SOI半導体プロセス技術を活用することで、この協業は、大規模な量子コンピューティングを実現可能かつ費用対効果の高いものにします。両社を次世代コンピューティング技術の最前線に位置付けます。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412131620-O1-Qq51zG2I


Quoblyは、2031年までに100万量子ビットの壁を突破することを目指しており、医薬品、金融、材料科学、気候や流体力学のシミュレーションを含む複雑系のモデリングなど、幅広い用途をターゲットとしています。両社は共に、FD-SOIにおける共通の専門知識を活用し、研究開発コストを削減し、スケーラブルで手頃な価格の量子コンピューティング・プロセッサに対する市場の需要に対応することで、量子コンピューティングにおけるブレークスルーを達成することを目指しています。


提携の第一段階では、QuoblyとSTは、STの28nm FD-SOIプロセスをQuoblyの要件に適合させ、100k物理量子ビットを超えるスケーラビリティを証明する100量子ビットの量子機械を目指します。STは、その統合デバイス・メーカー・モデルを活用し、FD-SOIを使用した300mmファブでの共同設計、プロトタイピング、工業化、および大規模量産を橋渡しする能力をQuoblyに提供します。FD-SOIは、自動車、産業、消費者向け用途に向けて長年にわたり商業的に開発・活用してきた技術です。

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