空き家再生デザイン、学生の発想求む! 移住促進へ、滋賀・高島市がコンペ企画
京都新聞 / 2020年7月27日 12時18分
滋賀県高島市は、市内の空き家を移住希望者の住居に活用しようと、空き家をリフォームするデザインを高校生や大学生らから募る「たかしま空き家Life Design(ライフ デザイン)コンペ」を催す。「若者ならではの自由な発想で、移住促進につなげてほしい」と呼び掛ける。
大学生らを対象に昨年開催した「移住PR動画」に続く移住定住促進企画の第2弾で、市内の空き家3戸の再生プランを募集する。水運の拠点として栄えた港町の2階建て家屋(マキノ町海津)▽ヴォーリズ建築の2階建て家屋(今津町今津)▽城下町の面影が残る旧市街地の2階建て家屋(勝野)-から一つを選び、周辺環境を含め高島での生活がイメージできる作品を寄せてもらう。
市によると、2016年度の調査で市内の空き家は1689戸。一方、市が空き家を移住者の住居に活用する制度の登録数は昨年度末時点で150戸と、「潜在的需要に比べ、制度の活用が進んでいない」とみる。
応募対象は全国の高校生以上の学生グループで、代表者は20歳以上(学校教員も可)。応募は1グループにつき1作品で、作品のタイトルやアピールポイントを記した所定用紙による書類審査を実施する。審査を通った10程度のグループが9月10~20日に同市を視察して実際にデザインを作り、11月に開催する2次審査で発表する。
デザインは、市が用意する空き家の平面図、立面図、断面図を基に、A1判の枠内で制作。手描きやコンピューターグラフィックス(CG)など表現方法は自由。発表したグループは5万円の制作委託料がもらえる。賞金は最優秀賞10万円、優秀賞3万円。2次審査での発表作品は、空き家リフォームの提案に活用される予定。
応募用紙は市ホームページに掲載されており、8月17日までに市民協働課定住推進室にメール送信か郵送する(当日必着)。同室0740(25)8526。
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