スマホ操作技術、中国漏えい事件 被告は初公判で無罪主張

京都新聞 / 2020年8月6日 20時44分

NISSHAが製造しているタッチセンサー。有機EL搭載のスマートフォンに採用されている

 スマートフォンに用いられるNISSHA(京都市中京区)のタッチセンサー技術の情報漏えい事件で、不正競争防止法違反の罪に問われた同社の元社員の男(44)=兵庫県姫路市=の初公判が6日、京都地裁(入子光臣裁判長)であった。被告は「営業秘密ではない」などとして無罪を主張した。


 起訴状によると、2017年10月、兵庫県内のNISSHAの子会社で、同社のサーバーコンピューターにアクセスし、営業秘密である同社製品の設備仕様書のデータを入手。18年1月、中国で競合企業の従業員にデータの画像を送信した、としている。

 検察側は冒頭陳述で、営業秘密を国外で利用する目的で複数回、個人所有のハードディスクにデータを複製したと指摘。弁護側は、多くの社員らにデータへのアクセス権限が与えられており、秘密管理性が認められないなどと訴えた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング