社民党分裂、京都と滋賀の組織は存続へ

京都新聞 / 2020年11月15日 14時0分

 社民党は14日、東京都内で臨時党大会を開いた。立憲民主党に合流するため国会議員や地方組織が個別に党を離れることを容認する議案を可決した。4人の国会議員のうち、福島瑞穂党首は残留を表明。一方、議案提出を主導した吉田忠智幹事長と吉川元・副党首は立民に加わる見通しだ。照屋寛徳衆院議員も離党するとみられており、分裂は決定的となった。 

 社民党臨時全国大会には京滋の府県連から各3人の代議員が参加した。立憲民主党への個別合流を容認する議案が可決されたが、両府県連の代表は京都新聞社の取材に対し、地方組織の存続を明言した。

 賛成した京都府連の桂川悟代表は「党に残る人、残らない人を互いに尊重する議案」と理由を語った。ただ京都の代議員のうち1人は反対し、府連内でもさまざまな意見があることをうかがわせた。桂川代表は「落ち着いて時間をかけて党員たちと議論し、できるだけみんなで一緒に行動をしたい」と冷静に語った。

 滋賀県連の代議員は3人とも反対した。小坂淑子代表は立民との合流を推進する国会議員の動きを残念がり「もう一度、次の衆院選に臨んでから判断しても良かったのではないか」と苦言を呈した。今回の党決定が次期衆院選に向けた県内の野党共闘に影響を及ぼすことはないとの認識を示し「いま県内の四つの小選挙区で野党統一候補をつくろうとしている。その作業を続けていく」と話した。

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