「理容遺産」に京都の仏像!? 全国8番目、「理容業の原点を象徴する」と評価

京都新聞 / 2020年11月17日 10時25分

優婆離像が理容業界の原点として「理容遺産」に認定されたことを示す碑(京都市上京区・千本釈迦堂)

 全国の理容店オーナーでつくる全国理容生活衛生同業組合連合会(東京都)が認定する「理容遺産」に、京都市上京区の千本釈迦堂が選ばれた。釈迦十大弟子の一人で、元理髪師の優婆離(うばり)像があり、「理容業の原点を象徴する」点が評価された。全国では8番目で、京都市内では、御髪神社(右京区)に継いで2例目という。

 理容遺産は、理容に関する歴史的建造物や器具などを次世代に伝えるため、同連合会が2011年に創設した。

 千本釈迦堂には、鎌倉時代の快慶作の釈迦十大弟子像(重要文化財)があり、優婆離像はその一体。優婆離は出家前、理髪師だったとされ、出家後は戒律に精通し、熱心に守ったことから「持律第一の弟子」と言われている。

 認定式では、同連合会の大森利夫理事長から菊入諒如住職に認定証が手渡され、「釈迦堂に 優婆離佛像 黄葉(もみじ)晴れ」と刻まれた石碑が公開された。

 菊入住職は、「優婆離が理容業と縁があるとの認識がなく驚いたが、新たなご縁をいただきありがたい」と話していた。

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