コロナ病床67床上積み確保、滋賀県が計347床に 使用率一時90%超も

京都新聞 / 2021年1月19日 20時20分

滋賀県庁

 滋賀県の三日月大造知事は19日、最大280床としている新型コロナウイルス病床の確保目標を347床に見直し、2月上旬までに上積み分の67床を実際に確保できる見通しになったと明らかにした。また、ワクチン接種を円滑に進めるため、県内市町と連携する接種推進チームを立ち上げたと述べた。

 県感染症対策室によると、計画に含まれている17病院以外の県内医療機関にも協力を要請し、新たに病床を提供してもらえる見込みになったという。

 県は昨年10月、高齢の感染者の割合が想定より低く推移しているとして、最大確保病床を170床減らして280床に変更した。ただ、12月下旬から高齢者施設でクラスター(感染者集団)が相次ぐなどし、一時は確保済み病床の使用率が90%を超える逼迫(ひっぱく)状態に陥った。

 三日月知事はこの日の定例会見で、コロナ病床を担当する医療スタッフを含めて確保のめどがたったと説明。救急など一般の患者受け入れにも影響はないとの認識を示した。一方で冬場はコロナ以外の患者も多いことから「(医療現場には)相当負荷がかかっているという認識をもっている」とも述べ、改めて県民一人一人の感染防止対策の徹底を呼び掛けた。

 ワクチン接種推進チームは当初5人態勢で発足。3月中旬開始予定の医療従事者への優先接種に向けた準備をはじめ、その後の高齢者ら県民への接種に向けて各市町と情報を共有したり、相談に応じたりする。現在、県内約3万人の医療従事者の接種希望を取りまとめているという。

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